JIA埼玉とは

JIA埼玉とは、公益法人日本建築家協会関東甲信越支部埼玉地域会の略称です。

日本建築家協会(JIAー The Japan Institute of Architects) の会員は主に専ら建物の設計監理業務を行う個人からなり、日本全国で4700名を数えます。また日本建築家協会は世界建築家協会(UIA)に属しています。JIA埼玉の会員は、埼玉県に仕事場又は住居のある建築家の集まりで、会員数は49名程度です。その他、法人協力会員が7社程度、個人協力会員が14名程度で活動しています。私たちは埼玉の環境や建築の質の向上のため、地域の人たちや、行政のひとたち、これからの埼玉を担う若い子どもや、学生たちと連携をとりながら、いろいろな活動を行っています。

活動のいくつかを紹介しますと、

一つが「建築相談室」の活動があります。

毎月一回ボランティアで8組程度の一般市民の方の建築相談を受けています。この活動ははじめてから8年続いていますが、年々相談件数が増加しております。ほとんどが家を造ったときのトラブルの相談です。相談に来る方々は主に、市役所や埼玉県の消費生活センターからの経由ですが、埼玉県内において積極的に市民の方々の建築相談にのってもらえる団体としてJIA埼玉は知られているようです。家を造った後トラブルで困らないよう、家を造る前に身近な建築家に相談してください。JIA埼玉の建築家はなんでも気軽に相談にのってくれます。

建築相談予約の受付:事務局にご連絡下さい
TEL・FAX 共に 048-882-7526

二つめは、2004年秋に浦和の別所沼のほとりに完成した「ヒアシンスハウス」の建設をお手伝いしたことです。完成後もオープン時の当番としてお手伝いしています。新聞等でもとりあげられたこの小さくてすてきな建物は、詩人立原道造が構想だけで実現できなかったものを、地元の文芸家や建築家が主となり、建設費を募金で集め実現したものです。この建物を訪れる人々は、小さくても豊かな建築空間に驚き、またある人は若くして夭逝した立原道造に思いは馳せているようです。

三つ目は、JIA埼玉の建築展を川越市で開催した折り、市内の小学校の子ども達に 自分の気に入っている街角の絵を描いてもらって展示した事があります。よく子ども達が街の絵を描いた展覧会は目にしますが、街の風景を構成する建物を設計する建築家の展覧会に一緒にならぶのは珍しいようです。日常子ども達がどんな視線で街を眺めているのか、子ども達の描いた絵を見ていて、私たちの設計の仕事の重要性を改めて知らされました。

これらは私たちJIA埼玉の活動の一部ですが、これからも埼玉のこの私たちの地域の環境が、そして建築の質がよりいっそう向上し、人々がよりいっそう安全で暮らしやすくなるために、私たちJIA埼玉の会員は地域のあらゆる人たちと共に活動していきたいと思っています。

JIA埼玉

JIA埼玉

公益社団法人
日本建築家協会 関東甲信越支部 埼玉地域会

〒 330-0073
埼玉県さいたま市浦和区元町 2-28-18
こうだ建築設計事務所内
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