住まいの余白
突然の休校から、2人の子ども達の生活はシャットダウン。対応に追われているうちに夫もテレワークになり、我が家もおうち時間が長くなりました。最前線や現場で働く方々には感謝の気持ちでいっぱいですが、自分に出来ることをしながら、暮らしを楽しむようにしています。寝る場所を変えてみたり、ベランダを活用してみたり。それまでになかった暮らしの発見ができました。そして今、家の一見無駄と思えるようなスペースはとても大切と再認識しています。
家の中のいらないものを見直し「ちょこっとスペース」を作り、クッションを置くとくつろぎの場所へ、デスクを置けばワークスペースが出来ます。現状でも多様な住まい方をつくることが出来ると思っています。 誰もが経験したことのない大変な時ですが、ここは改めて住まいについて考える良いチャンスかもしれません。住まいや暮らしを見直し、困ったら身近な専門家に相談してみるのもよいかもしれません。
記: 新井 かおり
コロナウイルスで暮らしと住まいは変わる!?
世界中を襲った新型コロナウイルスという大災害の中でのすごし方、そしてその後の暮らしや住まい、環境に対する意識や価値観は変わるのでしょうか。 住宅部会の 建築家達がリレー形式で、それぞれの視点で語ります。