少しだけ快適に、うちで過ごそう
政府による緊急事態宣言から3週間が経過しました。私の家庭は妻と子供2人(14歳と10歳)の4人暮らしです。子供達は2月末から学校が休校となり、終日家で過ごしています。
妻は2週間前よりテレワークでの勤務となり自宅で仕事をしています。ほとんど仕切りの無い、小さい家での生活においてテレワークに役立ったのは普段使っているダイニングテーブルをひろげる板のようです。
小さい住まいですが、ちょっとした居場所は結構あります。しかし、結局この大きく広げたテーブル(作業台)に妻と子供の3人は教科書や書類などを広げ、民主的にBGMを決めながら、仕事に勉強に励んでいるようです。
PCやタブレットがあればそれだけで済むようなペーパーレスな環境が進んでいない我が家では、一人が占拠するスペースは結構必要のようです。
毎日家で過ごす中でつくられる子供たちの作品が窓の前に増えてきました。
記: 宮島 亨
コロナウイルスで暮らしと住まいは変わる!?
世界中を襲った新型コロナウイルスという大災害の中でのすごし方、そしてその後の暮らしや住まい、環境に対する意識や価値観は変わるのでしょうか。 住宅部会の 建築家達がリレー形式で、それぞれの視点で語ります。