この度、(一社)神奈川県建築士会、(一社)神奈川県建築士事務所協会、(公社)日本建築家協会関東甲信越支部神奈川地域会(JIA神奈川)、(一社)日本建築学会関東支部神奈川支所の主催にて、横浜市出身の建築家である山本理顕氏の2024年プリツカー賞受賞記念講演を開催する運びとなりました。プリツカー賞は世界の建築界におけるノーベル賞とも言われており、日本人建築家も丹下健三氏、槇文彦氏をはじめこれまで8名が受賞しており、山本氏で9人目の快挙となります。主宰する(米)ハイアット財団は受賞理由について「建築を通して、人々が集まり、交流する機会を生み出すことに成功している」と山本氏の作品並びにこれまでの活動も含めて高く評価しています。
山本氏はこれまで多くの公共建築にも関わってこられました。神奈川県においても、横浜市下和泉地区センター・横浜市下和泉地域ケアプラザ(1996)、横浜市営住宅三ツ境ハイツ(2000)、横浜動物の森公園サバンナゾーンレストラン(2013)、横浜市立大学YCUスクエア(2016)、横浜市子安小学校(2018)など多くの公共建築に携わり、今回のプリツカー賞受賞理由の核となる「開かれた建築」を実践してこられました。また山本氏は横浜市に自邸『GAZEBO』(1986)、設計事務所も構えられ、長年にわたり若手建築家の育成のみならず、建築界への貢献も甚大です。我々建築に従事するものとしては今回の講演を、山本氏のこれまでの功績を称え、今後の建築業界の発展のため、また官、民、産学連携による一層の建築界の発展につなげる契機にしたいと考えております。(主催者 一同)
※本講演会は(一社)神奈川県建築士会、(一社) 神奈川県建築士事務所協会、(公社)日本建築家協会関東甲信越支部神奈川地域会(JIA神奈川)で構成する「神奈川県建築会議」の活動の一環として開催いたします。
【後援団体】
神奈川県
一般財団法人 神奈川県建築安全協会
一般社団法人 神奈川県建設業協会
一般社団法人 神奈川県設備設計事務所協会
神奈川県設計協同組合連合会
神奈川県建築設計協会
横浜市建築設計協同組合
【会場】
【申込方法】
定員:400名
参加費:無料
お申込み:事前申込み制(先着順)
【テーマ】
「建築家の責任」
【CPD】
申請中
【配信(オンデマンド)】
後日配信予定(講演会サイトより)
【懇親会】
会場:マリンタワー3階「THE HOUSE」(横浜市中区山下町14番地1)
日時:12月20日(金)19:30~21:30
参加費 10,000円(税込)※当日現金払
定員100名(事前申し込み※先着順)
(建築家・山本理顕設計工場)
山本理顕(建築家・山本理顕設計工場)
1945年 北京生まれ
1968年 日本大学理工学部建築学科卒業
1971年 東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了
東京大学生産技術研究所原広司研究室研究生
2007-2011年 横浜国立大学大学院 教授
2018-2022年 名古屋造形大学 学長
2022-2024年 東京藝術大学 客員教授
2024年 神奈川大学 客員教授
2024年 横浜国立大学 名誉教授・名誉博士
2024年 日本大学 名誉教授・名誉博士(工学)
主な作品にGAZEBO、埼玉県立大学、公立はこだて未来大学、横須賀美術館、The CIRCLE チューリッヒ国際空港、名古屋造形大学など。桃園、天津、北京、ソウルなどでも複合施設、公共建築、集合住宅などを手掛ける。
主な著書に
『新編 住居論』(平凡社)
『地域社会圏主義』(TWOVIRGINS)
『権力の空間/空間の権力』(講談社)
『THE SPACE OF POWER, THE POWER OF SPACE』(『権力の空間/空間の権力』英語版、TWO VIRGINS)
『都市美』(河出書房新社)など
2001年「第57回日本芸術院賞」、2024年度プリツカー賞、文化庁長官表彰(国際芸術部門)受賞。
所在地: 〒231-0032 神奈川県横浜市中区不老町1-1-1守谷ビル9階(2023年4月1日移転)
JR京浜東北根岸線 「関内駅」南口/徒歩5分
横浜市営地下鉄ブルーライン 「関内駅」1番出口/徒歩8分
〒231-0032 神奈川県横浜市中区不老町1-1-1守谷ビル9階(※2023年4月1日移転)
TEL:045-663-2745
Mail: kanagawa@jia-kanto.org