12/16　JIA神奈川建築フォーラム2023「学校建築のこれから」

JIA神奈川建築フォーラム2023「学校建築のこれから」

●日時 ：２０２３年 １２月１６日（土）　１３：３０～１７：３０

●会場 ：関東学院大学横浜・関内キャンパス（横浜市中区万代町１－１－１）

「学校建築のこれから」

私どもJIA神奈川地域会では「JIA神奈川建築フォーラム」と称し建築やまちづくりなどについて見聞を深めたく、これまでに５回の講演会＆シンポジウムを開催して参りました。前回は小泉雅生（前代表）のもと「学校建築」をテーマに教育や学校計画の専門家を招き、小学校のあり方やこれからの教育などについて議論を深めました。６回目を迎える今回の第一部では建築家の赤松佳珠子氏をお招きし、「これからの学校」について皆様と活発な議論が出来ればと願っております。
赤松氏は現在長野県のNDSプロジェクト（長野スクールデザイン）に関わっておられ、学校や教育のあり方を根本から問い直す試みをされています。これまで数多くの学校建築に関わってこられた赤松氏だからこそ今語れる「学校建築のこれから」を是非皆様と考える機会を共有させていただければ幸いです。
第二部ではJIA神奈川地域会３名の会員が設計を手掛けた横浜市の小学校建築のデザインレビューを行い、第三部では赤松氏や3名の建築家に加え、横浜市建築局公共建築部学校整備課長を担う寺口達志氏をむかえ、これからの学校建築や地域社会を皆様とともに考察していきたいと考えています。
横浜市では平成29年以降、大規模な小中学校の建て替えが進んでいます。その初期の３校を弊会会員が設計し、令和5年春から秋にかけて竣工しました。横浜市のプロポーザルを経て選定された３校について、建築家がどのようなプロセスを経て作り上げてきたのか、また地域とのかかわり方などはどのように進めているのかなど、「地域に開かれた建築」としての小学校とはいかなるものなのか、皆様と議論を深めたいと思います。
公共建築の中でも学校建築は、子どもたちの心の拠り所でもあり、子どもたちが初めて空間を意識する重要な建築でもあると思います。学校建築が地域で果たす役割、また社会の中での位置づけ、新しい教育への試みなど話題は尽きませんが、今回は赤松氏によるお考えに触れ、さらに横浜で学校建築を設計することの意味や役割を問いかける建築フォーラムにしたいと思います。

<講演会>
【1】 基調講演(13:30~15:00)
赤松 佳珠子(CAt パートナー、法政大学デザイン工学部教授、神戸芸術工科大学客員教授)

【2】 デザインレビュー(15:10~16:10)※JIA 神奈川会員
横浜市立都岡小学校 (八板建築設計事務所 八板 晋太郎)
横浜市立汐見台小学校 (archiship studio 飯田 善彦)
横浜市立上菅田笹の丘小学校 (コンテンポラリーズ/関東学院大学建築・環境学部教授 柳澤 潤)

【3】 シンポジウム(16:10~17:00)赤松 佳珠子、JIA 神奈川(八板 晋太郎、飯田 善彦、柳澤 潤)、寺口達志（横浜市建築局公共建築部　学校整備課長）

※司会 田井 幹夫(JIA 神奈川幹事・ アーキテクトカフェ・田井幹夫建築設計事務所)

【参加対象者】一般・学生・JIA会員
【配 信】同時配信予定(申込制)※500名先着順
【定 員】50 名(会場)※受付を終了しました
【C P D】3単位(会場参加のみ）

主催:(公社)日本建築家協会関東甲信越支部神奈川地域会(JIA 神奈川)
▪ 後援:※予定 神奈川県、横浜市建築局、(一社)神奈川県建築士会、 (一社)神奈川県建築士事務所協会、(一財)神奈川県建築安全協会
▪ 協賛:(株)総合資格、(株)建築資料研究社

【懇親会】「JIA 神奈川『望年会』
講演会終了後、参加者や講師を交え、みなさまの交流を深める会を開催予定です。
・時間:講演会終了後(17:30 頃~19:30 頃予定)
・会場:BACON Books & café
(横浜市中区万代町1丁目 1−1 関東学院大学 横浜・関内キャンパス B1F(「講演会」会場同ビル地下1階)
・参加費 5,000 円程度 ※参加自由