Vol.9(2018/3/6)
3月5日 本部総務委員会
各支部からのフェロー会員推薦の審査。今回は14人が推薦され、全員が承認されるとフェローは約100名となる。当初は全体で5%が一つの数値目標だったようで、現在は約2%となった。
正会員の入会審査ガイドラインが協議事項に。事務局があまり苦労せずに運用できるシンプルな内容とする方向に。既に総務委員会で多くの議論をしており、それら検討事項をいかに伝えていくかが、今後の課題と思う。
3月6日 交流大会
交流委員会の1年間の活動報告と、来年度の活動方針説明。AからFまで、7つのグループに分かれて、各グループがそれぞれセミナーや見学会を開催しているので、総計としては実に多彩な活動となっている。残念なのは、正会員の参加率が低いこと。また、設備グループは、協力会員が半減するなど、従来の体制が維持できなくなって来たこと。
交流委員会が個別に活動するのではなく、支部の委員会に参加していく方向はないかを協議した。
セミナーは、佐藤唯行氏の講演。日常的に価値があり、かつ災害時でも活躍する、フェーズフリーという新たな概念を解説。バリアフリー、ユニバーサル、フェアトレード、エコ、サステイナブルなどと並ぶキーワードに育てば、災害の被害が低減する事を祈る。
Vol.10(2018/3/12)
3月8日 全国大会会場 明治大学協議
会場確認。
3月9日 地域サミット
各地域会で、会員増のためにどのような活動をしているかなどの意見交換。東京の地域会について協議継続。区単位の地域会とそれ以外とでは状況が異なる。現在の活動をどのように継続し発展させていくかが永遠の課題。地域会の負担を軽減するため役員会と地域サミットのあり方について協議を継続しているが、年内には何らかの改革を実現したい。
全国大会実行委員会
大会ロゴを仮決定。登録業務等旅行会社の見積比較し、担当会社決定。若手育成のコンペ実施は時間がなくなりつつある。
こども空間ワークショップ連絡会
このワークショップは既に10年以上の実績があり、1万人以上の子供が参加した。建築家という言葉が定着した小学校もある。小学校からの引き合いも多くなっているが、ファシリテーターが確保できなく、活動をこれ以上に拡大が難しくなっている。最重要事項はファシリテーターの育成となった。
3月12日 本部理事会
理事勉強会の課題は木造建築。深尾清一氏講演。質疑は、木造の怖さ、白蟻対策、文化、技術の法規制是非、接着剤、日本の林業等多岐に渡った。海外の木材が圧倒的に安く、国内の林業が成立しない。かといって関税や補助金は持続的な解決策ではない。答えが無い中で、木造が好きな建築家のチャレンジが続く。
理事会は来年度予算が主な審議事項。会費値上意見も複数出る中、支部会費、地域会費等各地域の実情を調査し、来年度は抜本的な対策を取る事で、予算案が承認された。
Vol.11(2018/3/29)
3月28日 アルカジア役員会議東京レセプション
アルカジアの役員会が東京で開催された。9月の大会の進捗状況や登録費に関して協議が行われた。
会長はパキスタンから、その他役員はマレーシア、インド、シンガポール、タイなどから参集しての会議。その夜、JIA主催、家具のアルペール社協賛のレセプションに参加。明大の小林先生が、江戸の歴史を英語で丁寧に解説した。
参勤交代など日本人としては常識の歴史が、外国人には面白かったらしく、熱心に聞いていた。
その後、マレーシアの職能委員会長と歓談。設計料のダンピングをいかに辞めさせ、建築家の職能を維持したいと熱心に語っていた。来週、インドネシアでのアルカジア職能委員会で日本の状況についてプレゼンを依頼された。
3月29日 全国大会委員会
現在協賛金は目標に対して約70%。あともう少しではあるが、支出面でも無駄をなくして行く努力は必要。
新しい形の公共コンペについて活発な議論。現状はコンペはあるが、殆どは入札となっている。少しでもコンペの比率を高くし、豊かな空間づくりにより地域が活性化する、良い循環を何とか実現したい。設計者選定だけではなく、その後のデザインレピユーも重要であることを強調した。