6月1日 本部理事会
理事会前に開催している勉強会は岩村和夫氏によるJIA国際戦略について。UIA基準の建築家資格を日本に定着するため、多くの先輩が大変な努力をしてきた歴史を改めて認識する。UIAにおける日本のプレゼンスを維持するためには、航空運賃などかなりの費用がかかるため、費用対効果という考えをしてしまうと今後の国際活動は厳しいものがある。そのような状況で六鹿会長が新たな支援を獲得した意義は大きい。
理事会では、総会に向けての準備が主。建築事業における発注に関する提言を委員会でまとめている。多様な発注方式を一つの表にしてしまうと、設計施工分離方式が単なるオプションの一つに見えてしまう。設計施工分離方式が主流であり、最善の方法であることを一目でわかるパンフレットが必要という会長意見に賛同する。
6月11日 全国大会記者会見と実行委員会
品川区から公共工事コンペの公表許可を得たので、コンペ実施の意義と全国大会について記者会見をした。コンペで選定した案が予算オーバーするのではないかという質問がきた。デザインレビューなどによりコンペ後もしっかりとしたフォローが必要となる。実行委員会ではアルカジアとの調整等、運営の詳細と、バッグやチラシのデザインなどについて。
6月12日 全国大会会場関連
明治大学にて、会場設営詳細について協議
6月15日 常任幹事会
今年度第1回の常任幹事会。今期支部方針は1月支部役員会で承認、5月の総会で報告されている。具体的な行動方針として、行政との連携強化、コンペを一つでも多く実現すること、次世代育成の3点を提案し協議した。今後地域サミット委員長会議などで具体案を検討していく。相変わらず財政は厳しいが、収入を増やす方針を確認した。
6月18日~25日 アメリカAIA大会参加
東北支部が中心となり、JIAからは13人がニューヨーク視察ツアーに参加。AIAとの協議は3名(六鹿会長、高階国際交流委員長、藤沼関東甲信越支部長)が公式団員として参加。今回は、芦原前会長がAIA名誉会員に認証された。AIAの戦略は大変参考になり、詳しいレポートを作成し、後日会員に説明する予定。
6月26日 理事会・総会
労務専門家の助言を得て作成された本部職員の給与規定が理事会で審議し承認された。総会では建築家憲章の改定について、理念と実務的なリスク回避等について多数の意見が出た上で承認された。