■ 委員会のミッション
(公社)日本建築家協会関東甲信越支部 保存問題委員会 は、JIAが発足した2年後の1989年から関東甲信越支部に設けられた委員会です。建物を創る行為を通して社会に貢献することが建築家の役割であると同時に、建築物が健全な形で維持管理され、使い続けられることを図るのも建築家の使命です。
建築はその誕生から生命が与えられ、可能な限り生き続けることが本来の姿です。創る行為には使い続けられる前提があり、創造と保存は同意義と考えています。
従って保存問題委員会は、古い建物の保護といった狭義の”保存”だけでなく、スクラップ&ビルドによる環境破壊や地球資源の損失に歯止めを掛け、継続可能な建築・都市環境を形成することを主題としてとらえ、行動を展開しています。
■ 活動
これまで上記の意味での保存をめぐって、様々な保存要望書提出、見学会・タウンウォッチングやシンポジウムの主催・共催、年一回各地域会をめぐっての保存問題大会(2016年度より新たにスタートした支部大会に組込み)等々、多彩な活動をしてきました。
■ 委員会の構成
委員会は、なるべく支部地域会全域から委員を選出して頂き、互選による委員長、副委員長3名の体制でミッションに当たっています。
文化的ストックとしての建築の意義にご理解のある方を当委員会では委員として年度毎に募集していますので、奮ってご参加下さい。(委員希望の方は、支部事務局あるいは委員長迄、ご連絡ください。)
■保存問題委員会(2020年度)
委員長 窪寺弘行(窪寺弘行・建築計画事務所)長野
副委員長 住谷 覚(三菱地所設計)
副委員長 永峰麻衣子(早稲田大学人間総合研究センター)栃木
委員 太田安則 千代田
委員 小谷野榮次(結設計事務所)茨城
委員 小松康之(小松設計)新潟
委員 白石 巌(アービア設計事務所)神奈川
委員 永井福二(設計工房 福)群馬
委員 福田之一(梓設計)
オブザーバー
安達文宏(桑田建築設計事務所)千葉
加藤誠洋(加藤建築事務所)茨城
内藤浩司(日本設計)
乗松 隆
西澤邦夫 長野
連絡員
安達治雄 中野
網野隆明 山梨
泉 貞夫 目黒
今井 均 港
岸 成行 城東
木村利雄 城南・埼玉
松田賢一 世田谷