今年度、都市・まちづくり委員会では建築と土木の協働の視点を中心に外部からゲストをお招きしてインタラクティブなディスカッションを行っています。
共立女子大学 髙橋大輔先生をお招きして「空き家活用術」をテーマにお話しいただきました。

－－－概要－－－
2020.02.17（月）＠JIA会館

髙橋先生の著書「空き家活用術」、「通りからはじまる“まち”のデザイン」について、その背景も含めて話を伺う。そこに住んでいる人たちに愛着を持ってもらうために「仕掛け」を行い、そのことにより街が良くなっていくのではないかというのが出発点。蒲田空き家活用、キネマ通り商店街プロジェクト、大田区空き家活用、動物病院活用、空き家スタディラボ（調布市富士見町）、島根県浜田市三隅町等の活動について紹介。「空き家・空きスペースを活用したまちの居場所づくり」は、学生教育をベースにしながら、住民のまちへの愛着を涵養することを目的とする。徒歩圏を重要と考えている。活用継続のための運営資金の大切さにも言及された。

上西明（上西建築都市設計事務所）