支部長Report
2020年度 9月
皆さま、こんにちは慶野正司です。
10月に入りだいぶ過ごしやすくなって参りました。と同時に今後はコロナとインフルエンザのダブル感染症を心配する季節が近づいてきました。皆様におかれましては充分に感染防止対策を図り日常業務にJIA活動に更にご活躍いただきますよう願うばかりです。
さて、本年度活動の真最中ながら10月になりますと例年次年度の話が徐々に聞こえてきます。特に今年はコロナ禍により例年と異なる事情もあり2021年度に向けて早めに準備に入りたいと思っています。事業計画や予算計画など地域会や委員会と連携を図り進めさせていただきますので皆様のご理解ご協力を宜しくお願いいたします。
今月9月レポートからは出席諸会議に止まらず皆様にご報告すべきトピックについてもピックアップさせていただきます。ご一読いただけましたら幸いです。
関東甲信越支部 支部長 慶野正司
9月 2日 日刊建設通信新聞インタビュー (zoom)
新支部長としての抱負や取組みについて日刊建設通信新聞社のインタビューを受けました。伝えたいことは山ほどありましたが要点を絞って支部の概要や重点活動項目、特に戦略的広報の必要性、コロナ禍での順応性高い運営や活動の必要性などについて伝えることが出来ました。どのような記事になるか楽しみです。
9月 2日 SDGs建築フォーラム実行委員会・運営WG(zoom)
来年6月を目標に企画中のフォーラムをどのように開催するかについて検討しており、基本的には「集合型+オンライン」のハイブリッド型としイベントの専門家と協議しました。
コロナ禍での対策に止まらず、今後のJIAの活動スタイルを見据えて考えて参ります。
9月 2日 学生デザイン実行委員会と正副支部長・幹事長の打合せ(zoom)
東京都の卒業設計コンクールの審査会や作品コンテンツのアーカイブと発信について検討を重ねています。将来的な展望をしつつ、まずは支部サイトで可能な方法についての調査を基に引き続き検討して参ります。是非とも具体化したい活動です。委員会の皆様、宜しくお願いいたします。
9月 2日 支部三役会(zoom)
三役(正副支部長+幹事長)で様々な課題について検討するため非公式ながら度々開催しています。今回は11日に迫る第1回役員会の議題や資料について協議しました。Zoomでも充分に意思疎通が図られ準備が整いました。
9月 8日 日刊建設通信新聞 支部長インタビュー掲載
9/2のインタビュー記事が掲載されました。しっかりと内容を把握していただき感謝です。支部HPに掲載していますので一度覗いてみてください。
9月 9日 SDGs建築フォーラム実行委員会
どうしても都合がつかず欠席しましたが、来年6月本部総会に絡めて実施の方向で検討しています。また、本開催前にプレ開催も企画しておりJIAの4全国会議(環境、災害、保存、まちづくり)による合同会議を重ねています。ゴール目標年度が迫るなかJIAのSDGs活動を社会に発信できるよう支部としても支援して参ります。
9月11日 支部第1回役員会(zoom)
本年度第1回目の役員会です。当日はzoomながら大勢の役員さんにご参加いただき、ありがとうございました。議題は審議・報告・協議の順で進み支部の課題や方針について整理し、5月新体制でスタートして以来コロナ禍の対策、対応に追われてきましたが今後の動き方が共有できたものと思います。役員の皆さま引き続き宜しくお願いいたします。
9月15日 本部パンデミック対応WGに参加(zoom)
本部業務委員会付きのパンデミック対応WGに参加しました。このWGは理事の中から選抜メンバーで構成されておりwithコロナ・afterコロナにおける建築家・設計事務所のあり方、JIAのあり方について検討し来年度の本部総会で提言することを目標に議論を重ねています。今回はコロナ禍での人材育成・継続教育体制整備にフォーカスし、特に建築学生を対象にした入会促進や入会後のフォローなど関東甲信越支部の取組についてのヒヤリングでした。現在支部では、学生会員のケアや入会のインセンティブまた活動の場づくりについて具体化するWGを組織しようとしているなか、具体的な活動もイメージできました。学生は言うまでもなく将来の正会員候補であり、また将来に渡り良質な建築づくりを担う大切な存在です。学校では学べないJIAならではの人材育成に積極的に取り組んでまいります。
9月15日 JIAマガジン企画「建築家が取り組むSDGs建築」関東甲信越支部編・発行
ご覧いただいていると思いますが、本年度JIAマガジン企画「建築家が取り組むSDGs建築」が374号から6回に渡り全国の建築や活動が紹介されてきました。そして最終回379号は関東甲信越支部の担当であり11点の掲載枠をいただきました。もちろん簡単に絞れるものではありませんが各地域会に呼びかけご推薦ご協力いただき紹介させていただきました。そもそもJIA活動は「公益に寄与」することが目的であり日頃の活動はSDGs17ゴールの何れかに繋がります。今後も「傍らにSDGs」を意識し活動して参りたいと思います。
9月16日 日刊建設工業新聞インタビュー(zoom)
先の新聞社インタビューに続き、今回は日刊建設工業新聞社のインタビューを受けました。新支部長就任にあたりのテーマは変わらず伝えることは同じですが、記者が変わるとフォーカスの仕方も異なり先のインタビューで伝えられなかった内容に触れることができました。
9月23日 本部職能資格制度委員会・資格制度実務委員会合同会議に参加(JIAweb会議システム)
本年度支部認定評議会が廃止されたことによる規則等の改定作業が進んでおり最終案が策定されました。既に本年度の新規・更新登録の案内済みですが10月理事会にて最終承認の見込みで進んでいます。改定にはコロナ禍などにおける取得単位数の緩和もあり今後の活動に求められる柔軟性ある内容になっています。
9月23日 (仮称)知的生産者選定支援機構設立準備会(zoom)
自治体の知的生産者の公共調達に係る法整備活動の延長として、実支援団体を目指す「仮称・知的生産者選定支援機構」の設立に向けて準備を進めています。知財活動の社会的定着にむけて今後も継続的に支援して参ります。
9月28日 千代田区内の建物保存・活用要望書の提出
千代田区内の近代建築「神保町ビル別館」の保存・活用の要望書を所有者に提出いたしました。提出はJIA関東甲信越支部支部長、保存問題委員会委員長、千代田地域会代表の連名で保存・改修・活用する道を見出す要望を致しました。街の記憶を伝えてきた街角景観がさらに地域の宝物として育っていくことを期待しています。
9月30日 日刊建設工業新聞インタビュー記事の掲載
先にインタビューを受けた記事が掲載されました。インタビュー概要から「情報共有し社会に発信」の表題がつけられています。記事を拝読しインタビューの際に話が多方面に飛びましたが意思を理解し纏めていただきましたことに感謝いたします。支部HPにも掲載いたしましたので、どうぞご覧ください。
追記)
1.「東京都建築安全マネジメント推進協議会」委員として渡邊太海副支部長が出向します。
2.本部「(仮称)JIA住宅等小規模建築会議・準備WG」に小林光義副幹事長(群馬地域会)が参加します。
以上、ご報告いたします。