支部長Report
2020年度 10月
皆さま、こんにちは慶野正司です。
「○○の秋」と色んな秋を堪能する季節になりましたが、今年はいかがお過ごしでしょうか。
巷では「GO TO ○○」と称し経済をまわして立直しを図る政策により、いよいよ人も物も動き出してきました。まさにコロナとの共存社会に突入していることを実感させられます。
そのなか私たちは、より一層感染防止対策の習慣化を図りつつ能動的に活動してまいりたいと思います。
さて、10月からは各委員会の現状や今後の展望、また執行部との情報共有を目的に委員会を訪問しzoomながら懇談会を始めております。委員会との交流は活動の活性化に有効であり地道に進めて参ります。ご理解、ご協力のほど宜しくお願いいたします。
関東甲信越支部 支部長 慶野正司
10月 1日 臨時常任幹事ミーティング (zoom)
9月役員会以降、執行部活動の動き方が明確になりテーマに沿って調整ミーティングを行いました。年間計画した常任幹事会回数では足りなく非公式な打合せです。「委員会懇談会」「事業調整WG」「学生会員フォローWG」「発注者支援」などなど、活動テーマが多様化していますが支部全体の運営、連携、交流、発信など少しずつながら進めて参ります。
10月 2日 SDGs建築フォーラム実行委員会(zoom)
来年開催のフォーラムを6月予定の本部総会翌日に開催する方向性で調整しています。メイン会場は当初予定した国連大学とし会場密度、開催時間などを考慮しながらハイブリッド開催の見込みです。具体的なプログラム構成は未定ですが講演者など調整に入ります。また事前のプレ開催はJIA内部に向けて4全国会議合同で協議が重ねられています。
10月 2日 総務委員会訪問 「委員会懇談会」(zoom)
今年度企画した「委員会懇談会」のスタートとして総務委員会にお邪魔致しました。初めてお目にかかる方々もいるため自己紹介から始まり委員会業務への理解と執行部に対するご意見もいただきました。30分程度の短い時間ながら、しかもzoomですが顔を合わせながらの懇談は意義あるものと確認いたしました。名前の通り総務委員会マターの業務は多種多様です。これからも支部活動を支える委員会として引き続き宜しくお願いいたします。
10月 2日 本部職能資格制度委員会・資格制度WG(仮称)に参加(zoom)
登録建築家制度の専権の課題などについて、建築家の社会的職能・職責について理解を深めつつ制度の見直しを検討しています。建築家職能を考えるとても良い機会です。
10月 5日 正副会長会議(zoom)
理事会前恒例の正副会長会議です。特に審議・協議事項の事前把握と意見調整を行います。
10月 8日 理事勉強会(zoom)
昨年より理事会前の時間に理事勉強会を開催しています。前回(8月)より引き続きコロナ禍における医療建築のテーマで開催し、今回は久米設計の佐藤氏をお招きし「afterコロナにおける病院建築のあり方」をテーマにレクチャーいただきました。病院建築を取り巻く現状・実態から今後の医療施設への配慮ポイントなど具体的にお話しいただきました。言うまでもなくその配慮ポイントは医療施設に限らず多様な建築設計に活かせる内容もあります。折角の機会、理事のみならず広く会員が参加できる方法を検討したいものです。
10月 8日 第272回理事会(zoom)
今期2回目の理事会です。今回も学生会員の入会承認があり全国で93名、関東甲信越支部は41名になりました。この学生会員に対するフォローは大切であり情報提供、交流機会づくりが急務です。また学生会員増に伴い将来を担う学生の活性化に向けてJIAに興味を持つ学生の入会手続きをWeb上で簡便にする議案を関東甲信越支部から上程しており全理事一致で可決されました。今後支部内に組織する「学生会員フォローWG」の活動に期待します。
10月9日 (仮称)知的生産者選定支援機構設立準備会(zoom)
自治体の知的生産者の公共調達に係る実支援団体として「仮称・知的生産者選定支援機構」の設立に向けて支援体制、会則など検討に入りました。11月24日にはシンポジウムも開催します。知的生産者が正当な評価の下、選定されていく社会を目指します。
10月16日 本部国際委員会主催ウェビナー「<越境の建築家>たちとの対話」参加(zoom)
オンライン化の進む支部活動の参考になればとの思いもあり本部国際委員会で企画主催するウェビナーを視聴いたしました。これは国境を越えて活躍する8人の建築家の講演シリーズです。初回は国際コンペで当選しバルセロナ「カンプ・ノウ」の設計を完了した日建設計・村尾氏によるコンペ経緯や設計過程のお話です。なかなか海外での設計は実感がわかない中、つい聞き入ってしまう魅力的な内容で今後続く講演シリーズに期待しています。
10月24日 本部職能資格制度委員会・資格制度WG(仮称)に参加(zoom)
登録建築家制度を考えるWGも終盤に入り素案を整理しており、今後はJIA内に協議を展開していく段階になります。支部では、まず資格制度の勉強会で理解を深めていきたいと思います。
10月27日 第1回オンライン技術セミナー開催(zoom)
支部交流委員会の企画によるセミナーであり、本年度重きを置く支部事業の一つです。
正会員は企業の持てるノウハウ・技術を知識として得、法人協力会員企業は製品PRの機会として、相互の交流を活発化することを目的にしています。第1回は「浴室設計への提案」と題しリクシル様にレクチャーいただきました。浴室の考え方から対応する商品の解説、視聴する会員からの質疑も活発になされ、リアルな設計現場の一端を見たように感じました。今後もシリーズとして2回、3回と開催するJIAオンライン技術セミナーに期待が膨らみます。
10月30日 アーバントリップ実行委員会訪問 「委員会懇談会」(zoom)
アーバントリップ実行委員会会議の一時をお借りし委員会懇談会を行いました。ご存じの通り委員会では、年間3回の見学会を実施しており92回目を迎える今年の開催はコロナ禍において初めてオンライン開催に挑戦されました。なんと予定人数を大きく超える応募があり100名に絞って開催されたとの事です。30分ほどの懇談会でしたが委員会活動の現状から展望まで、また支部に対する要望など、有意義な機会だとの評価をいただき終了いたしました。
追記)
1.「国交省 中央建築士審査会」委員として副会長を兼任する私・慶野正司が出向します。
以上、ご報告いたします。