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委員会からのお知らせ

支部長Report 2021年 3月号

支部長Report 

2021年 3月


今年は桜の開花が例年より早く、満開期間もどうやら短いようですね。

4月を迎え気持ちも高揚する季節ですがコロナ禍でアクセルも控え気味の毎日が続いています。

JIA活動においては、新年度がスタートしました。昨年度の報告、新年度の計画とこれから支部・地域会・委員会等、各種会議が集中する時期ですが、くれぐれも感染防止対策にご留意いただきますようお願いいたします。

さて5月18日(火)には支部総会を予定しています。コロナ禍での開催は回避できそうにありませんが開催形式を早々に検討しご案内をさせていただきますので、多くの皆様にご参加賜りますよう宜しく願いいたします。

2021年4月1日 関東甲信越支部 支部長 慶野正司


3月  2日 SDGs建築フォーラム2021実行委員会 (zoom)

JIAの公益活動コンテンツである4全国会議によるプレフォーラムを3月13日と目前にし、最終調整を行いました。当日はZoomウェビナーによるオンライン配信での開催であり、より確実で快適な配信に向けて準備に追われています。プレフォーラムは前半が各会議議長からの報告、後半はパネラーによる自由討議を予定しています。6月25日の本フォーラムに向けて建築家やJIAのSDGsの取組方が見えてくることを期待しています。

 

3月  3日  法人協力会員・第3回オンライン技術セミナー(zoom)

第3回のオンライン技術セミナーは「現場の問題を解決します・ダイソン独自技術のハンドドライヤーと照明」と題しダイソン(株)さんにレクチャーいただきました。特にコロナ禍での衛生面を考慮したウォッシュ&クリーンをテーマとした非接触型水栓が開発・発売されており、そのデザイン性と機能の高さから公共的建築物はじめ多くの施設に多用されている現状をご紹介いただきました。また多機能照明は使い方(光演出)を工夫できるユニークな照明の紹介などなど、何れもダイソンらしい洗練されたデザインの商品で興味津々の内容です。この技術セミナーはメーカーの方々ともダイレクトにつながる機会でもあり、より良い設計業務に活かすことができるよう期待し、今後も引続き継続して参ります。

 

3月  4日 オンライン化に関する全国支部長会議 (zoom)

本部において、コロナ禍での私たちの業務やJIA活動のあり方などについて議論している「パンデミック対応WG」の呼びかけで全国支部長会議を行いました。テーマは「活動のオンライン化に関する課題と情報共有」です。事前に実施したオンライン化について全国の支部・地域会を対象としたアンケートではafterコロナにおいても有効なツールとしてオンライン化を促進すべきとの結果となり、その現状や課題を共有する目的で行いました。10支部のオンライン化状況に差はあるもののそのノウハウや成果を全国で共有しオンライン化時代に対応する体制づくりを推進します。

 

3月  8日 職能・資格制度、建築家資格制度実務 合同委員会 (zoom)

本年度決算、来年度予算や活動計画について協議いたしました。制度の適正化に向けての活動の他、特に現在各地で開催されているプロポ・コンペの参加に登録建築家が条件となる事例も散見されるなか、今後の更なる展開に向けて調査研究を実施いたします。登録建築家が社会的必然性を実感できる“しくみ”づくりを目指しています。

 

3月  10日 第6回 常任幹事会 (zoom)

この時期の議題は本年度と来年度が重なり膨大な量となり会議もやはり3時間コースとなりました。 恒例的な事項に対する議論を始め、特に待望している若手や学生会員の活動の場として「(仮称)若手・学生会員活動WG」の設置にむけての関連事項が活発に議論されました。これは情報拡散力ある学生を中心に自主的な活動・運営を促すもので来年度の重点事業にも挙げており着々と準備が進んでいます。また直近課題として、本年は過去2回の委員長・地域サミット合同会議を実施して参りましたが、来る3月26日は地域サミット単独開催とし、意欲的に活動している地域会情報の共有を目的として開催いたします。今後、各地域会の活動に活かされることを期待しています。

 

3月  13日 SDGs建築フォーラム2021 プレフォーラム (zoom)

6月の本フォーラムに向けてのプレ開催です。昨年より議論を重ねてきた「災害、保存、環境、まちづくり」の4全国会議の皆様に切り口の異なるSDGs活動事例を紹介いただきながら今後の課題や活動方針について討議がなされました。その中でSDGs推進にJIAとしての取り組みのヒントが沢山見えてきたように思います。開催はウェビナー視聴ながら245名(会員204、一般41)の事前登録をいただき、当日は144名の皆様に視聴いただきました。また配信は入念な感染防止対策のうえ発言者のみスタジオ化した建築家クラブに集合し、プロと会員のオペレーションによりスムーズな配信となりました。当日視聴できなかった皆様にはフォーラム動画がJIAのUチューブにUPされていますのでご覧いただけましたら幸いです。4全国会議議長の皆さま、実行委員会の皆さま、お疲れ様でした。これから本開催に向けての準備に移行いたします。

 

3月  18日 理事勉強会 (zoom)

理事会前に開催している理事勉強会の今回は、国土計画家・コンセプターの金野幸雄氏をお招きし「美しい国土づくりと地方創生」と題しレクチャーいただきました。金野様は丹波篠山での実績で著名ですが、県職員、副市長など異色の経歴もお持ちであり、その経験も活かしながらまちづくり活動を実践されていらっしゃいます。その為もあってか「左手に良い規制」「右手に良い開発」が地域づくりに大切であるとする思想に触れ、とても印象深く拝聴いたしました。今では全国各地において空き家や古民家をオーベルジュ化する街に広がる分散型ホテル事業が取り組まれているなか意欲的な先進的活動をご紹介いただきました。ありがとうございました。

 

3月  18日 第276回本部理事会 (zoom)

本理事会承認により正会員3,453名となり微減傾向が続いています。その他、審議事項では本部・支部の来年度事業計画や予算が承認されました。予算では例年通り正会員会費を3%自然減としつつ更にコロナ禍において収支共に減少予算となりました。また全国から募ったフェロー会員8名が承認され現在122名となりました。協議事項では特にJIAにおける諸々の文書に係る署名・捺印の要否について協議されました。今後議論を重ね諸手続きの簡素化時代に呼応したスムーズで、しかし確かな文書形態となるよう整備して参ります。最後に11月4日~6日に開催するJIA建築家大会(沖縄大会)の骨子が報告され、コロナ禍での開催に向けて徹底した感染防止対策のもとの企画が進められています。秋には一定の収束を願うばかりです。

 

3月 26日 支部・地域サミット (zoom)

今年の地域サミットは委員長会議と2回の合同会議を開催し支部全体の課題について議論して参りましたが、今回は23地域会の代表だけが集うサミットです。テーマはコロナ禍における地域会活動の現状を情報共有し、それぞれが抱える課題について議論がなされました。プログラム・第1部では「地域会活動の魅力とコロナ禍での実践」と題し6地域会から活動報告をいただき、第2部では4グループに分かれて更に地域会の活動報告と共有課題について議論が展開されました。各地域会では、リアルイベントはなかなか難しい状況ながら意欲的に活動されており、その多彩で意欲的な活動に改めて触れJIAにおける地域会の役割を再認識させていただきました。もっともっと各地の活発な活動を情報共有し、オンライン化のメリットを活かしながら充実させていくステージづくりをしなければと意を強くしました。

報告はこちらをご覧ください

 

3月  30日 国交省 中央建築士審査会 (集合式)

本年度3回目の開催です。構成委員は建築三会と学識経験者・弁護士の10名で構成されており建築行政における諮問委員会として組織されています。主な議題は建築士法に係る事項で、なかでも建築士試験制度の要領についてや違反建築士の処遇などが主な内容です。その他、士法改正についての情報で設計委託契約前の重要事項説明を今後はオンラインでの説明「IT重説」が昨年の社会実験を経て既に施行されていることは別途ご案内の通りです。もちろん押印も不要です。ますます私たちの設計活動が小委規模事務所であっても地域限定から全国へと広がりをみせるこれからの活動を示唆するものでもあると感じます。

 

3月  30日 SDGs建築フォーラム2021実行委員会 (zoom)

3/13のプレフォーラムも成功裏に終わり、いよいよ6/25本フォーラムにむけて開催形式、プログラム、社会発信する内容について具体化してきました。4月中にはその骨子が固まりますのでHPなどを介して広く告知する予定です。JIA・建築家がSDGs推進にどう貢献するか?議論を深めて参ります。

 

以上、ご報告いたします。