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委員会からのお知らせ

支部長Report 2022年 1月号

支部長Report

2021年1月号

 

早いもので新年を迎えて一ヶ月が経ちました。

昨年末に鎮静化したコロナ感染も残念ながらオミクロン株なる新型コロナが猛威を振るっています。新型株の特徴として重症化率が低いとは言え高齢率の高い私たちJIA会員には楽観視できません。皆さまに於かれましては、暫くは自らを守る行動を引続き宜しくお願いいたします。

さて、本年度活動も残すところ数ヶ月となりました。過日(1/27)の支部役員会で正式に報告させていただきましたが、昨年度より拝命しております支部長を今期で退任させていただく事になりました。一昨年、就任早々にコロナ禍で過去経験したことの無い状況下での支部運営を余儀なくされましたが、役員の皆さま、会員の皆さまのご理解とご協力により何とか今日を迎えることができました。あらためて皆様に厚く御礼申し上げます。

既にご案内の通り、次期支部長予定者は渡邊太海氏です。本部理事ほか支部では副支部長を歴任されJIAに対する熱意が厚く、これからのJIAを見つめながら活動していただけるものと確信しています。

皆さま、どうぞ宜しくお願いいたします。

2022年2月1日

関東甲信越支部 支部長 慶野正司

 

1月  6日 三会交礼会 (zoom)

(一社)日本建築学会、(一社)東京建築士会そして(公社)日本建築家協会の建築三会の新春交礼会が開催されました。昨年は残念ながらコロナ禍で中止となりましたが、毎年恒例の交流会であり今年はzoomでの開催となりました。交礼会は本年度叙勲、褒章された皆さまの祝賀会でもありご参加いただいた方々をご紹介しご挨拶いただきました。長年建築界を通して公益に寄与されてきた皆さまに敬意を表します。またzoom開催の為、リアル交流はできませんが三団体から参加した会長・副会長から一人ずつメッセージをいただき短時間ながら自己紹介や活動のご紹介をいただきました。今、建築界が抱えている様々な社会的課題はそれぞれの団体の特徴を活かして連携し大きな流れとして推進することが大切に思います。今後も更なる交流機会拡大の必要性を感じました。

 

1月 13日 支部 第6回常任幹事会 (zoom)

新年最初の常任幹事会です。例年ですとこのタイミングで「新春の集い」として会員集会と共に新春懇親会が行われてきましたが今年も断念せざるを得ない状況です。そのなかでも会員集会の重要性を認識しており第3回役員会後にはzoom会員集会を予定しています。テーマは「告示98号」の確かな改定に向けてその基礎データとなるアンケートについて国交省・検討委員会に参加されている業務委員会・青木様よりレクチャーいただく骨子が固まりました。是非とも多くの方にご参加いただき実りある改定にしていきたいものです。今回の常任幹事会は1月27日開催の第3回役員会に向けての議題整理が主となり、2022年度予算案に加え2022年度の活動方針・活動計画が審議されました。そのため次年度支部長予定者の渡邊太海氏がオブザーバー参加され基本方針を発表頂くと共に臨む意欲と姿勢を示されました。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

1月 17日 職能・資格制度/建築家資格制度実務 合同委員会 (zoom)

今期の登録申請数は現在、新規11名、更新435名、再16名の状況で、特に更新者数は該当者数を大きく下回っています。締切りまで少し時間はありますが更なる呼びかけが必要です。その他、別途進んでいる「・・あり方検討特別委員会設置に向けた準備WG」との連携を図るべく協議進捗を共有しました。更にUIAアコードの各ガイダンスの和訳を進めている部会から概ねの作業終了報告や資格制度を広く共有するための作業部会からの中間報告など地道な作業が進んでいます。

 

1月 18日 建築家資格制度のあり方検討特別委員会設置に向けた準備WG (zoom)

本WGは「(仮)建築家資格制度のあり方検討特別委員会」の必要性や目的、課題、組織、スケジュール(案)などを協議し2月理事会に報告(諮問)することがミッションです。その報告書(答申書)の骨子づくりの纏めに入りました。JIA全体の課題であり特別委員会設置後は全国的な議論をお願いすることになる見込みです。皆さま宜しくお願いいたします。

 

1月 25日 本部 教育委員会 (zoom)

昨年度よりコロナ禍で停滞していた教育委員会が開催されました。そもそも本部組織再編で教育表彰委員会から独立し新たなミッションもあり、また各支部からの新メンバーも加わり仕切り直して今後の活動について再構築しました。再編前から長く続いている「リフレッシュセミナー」を始め、「JIAスクール」の運営・推進、「CPDプログラム」の活用、また全国各地で行われている学生や一般を対象としたプログラムの支援や共有などがミッションです。委員会はJIAの教育プログラム全体の支援・推進の役割を担い、継続的に求められる建築家の職能研修を支えて参ります。

 

1月 27日 支部 第3回役員会 (zoom)

今回の役員会では、来年度に向けての活動方針・計画案また予算案について上程し審議いただきました。先に記しました通り私(慶野)は今期で支部長を退任することで、上程議案の説明は渡邊新支部長予定者より発表していただきました。役員の皆さまにスムーズに承認され実質ここから次年度がスタートします。皆さま、宜しくお願いいたします。報告事項では特に支部で購入したオンライン配信機器の活用開始に伴い、なかなか慣れない配信ノウハウについて2月に3回集中開催する勉強会の呼びかけ、また本部で予定しているコンプライアンス徹底に関する勉強会(2/1)についてその経緯紹介や参加呼びかけを致しました。

報告はこちらをご覧ください。

1月 27日 会員集会 (zoom)

例年は新春の集いに際しリアル開催していた会員集会にかわり役員会終了後に開催しました。テーマを「告示98号改定にむけた課題と準備」とし国交省の改定検討委員会に参加していらっしゃる本部業務委員会の青木会員にレクチャーいただきました。前回から僅か5年で改定の運びとなる業務報酬基準は、前回改定時の実態調査のデータ不足から基準業務量に批判が多く寄せられたことから、本年4月以降行われる業務量実態アンケートに適正に回答する為に解説いただきました。関東甲信越支部の会員集会としての企画ながら、そのテーマの重要性から全国の支部にも広くご案内し約100名の参加をいただきました。業務報酬基準は私たち建築家の社会的職能を充分に発揮するためのものであり、とても大切なアンケートです。本年4月以降に実施予定の実態アンケートを意義あるものとしていくためにも今後も会員の皆様への情報提供など引続きご案内して参ります。

 

以上、ご報告いたします。