史的建造物の記録<旧熊本遲信病院アーカイブス>
2017年7月2日、docomomo Japan主催により、建築家「山田守」が設計した旧熊本遲信病院(1956年竣工)の最後の見字会が実施されました。その年の末、この地で60年間、いつもの街並みの景色のひとつになっていた建物の姿は消えてしまいました。本シンポジウムでは、このような歴史的な建造物が次々とこの世から消えていく現状をふまえ、記録保存の在り方を中心に、建物の保存について今後取り組むべき課題を考えます。
第一部15:30「今までの記録保存(逓信建築の場合)」
はじめに(20分)
今までの逓信建築の記録について(郵政、電電の建築記録)
郵政関係:観音克平(JIA交流部会)
電電関係:吉岡康浩(NTTファシリティーズ)
① 熊本遲信病院、アーカイブスの概要(20分)
横田昌幸(NTTファシリティ一ズ)
② 旧熊本逓信病院の意匠的特徴(20分)
大宮司勝弘(docomomo Japan,東京家政学院大字)
③ 分離派建築会と山田守(20分)
菊地潤(分離派100年研究会)
第二部17:00 「これからの記録保存」
パネルディスカッション
モデレータ一
・大宮司
登壇者
・横田昌幸(NTTファシリティ一ズ
・下田中龍宏(日比谷総合設備)
・山田新治郎(山田新治郎写真研究室)
・木村智(JIA交流部会
JIA関東甲信越支部 建築交流部会HP
http://www.next-city.com/jia_kkbukai/