世界文化遺産の二社一寺につづくメインストリートの歩道整備事業が平成15年から実施されている。この事業に先駆けて「日光東町まちづくり推進委員会」が設立され「日光まちづくり規範」を作成し、この規範に基づいたまちづくりを実施している。旧庁舎前広場はメインストリートの重要地点にあり、整備計画は本年度実施設計完了の予定で進められている。日光市は昨年末に上記「推進委員会」に基本構想、基本設計の説明をし、意見交換会をもった。私は、体調不良でその会を欠席したため、日光市から意見交換会と今後のスケジュールの報告を受けた。お題目のみでコンサルタント任せの広場づくりに反対し、JIAの活動と栃木地域会は毎年県内の学生たちと「まちづくりや建築」の勉強をしていることを説明し、学生たちによる「コトづくりワークショップ」を開催し、参考意見として取り上げては、と提案した。日光市は2か月実施設計期間を割き「コトづくりワークショップ」を認めてくれた。6月2日にJIA会員の大学の先生方にファシリテーターをお願いし、学生26名による「コトづくりワークショップ」を開催した。地元の下野新聞が記事として掲載した。
追記 7月24日「日光東町まちづくり推進委員会」の会義に上記ワークショップの結果報告をし、推進委員会で討議し、推進委員会から日光市に報告予定である。