気持ち良い「移動式えねこや」の体験と
自然エネルギーを楽しむミニ発電ワークショップ
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令和3年8月1日(日)
雨天順延8月8日(日)
さいたま市別所沼公園内ヒヤシンスハウス前広場
さいたま市南区別所4-12-10
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移動式えねこや体験
10:30-15:00
時間内はご覧いただけます。感染症対策を行い実施いたします。
移動式えねこや内観
エネルギー自立の移動式えねこや
写真:いとう啓子・a-Nest「移動式えねこや」とは
「移動式えねこや」は、太陽光パネル、蓄電池、木質ペレット・ストーブなどを備えた、エネルギー自立の動く家です。
「えねこや」(エネルギーの小屋)は、自然の力でつくったエネルギーだけで心地よく過ごせる小さな建築のこと。
少ないエネルギーでも快適かつ健康的に過ごせることを前提に、太陽光発電と蓄電池で電力を自給自足。木造の建物は小さめにし、断熱性能を高め、省エネ機器を使うことで大幅な省エネを実現。太陽や風などの自然エネルギーと再生可能な木質バイオマス(森林資源)を最大限活用します。
「えねこや」第1号は深大寺に近い建築設計事務所として5年前に完成。昨年完成の「移動式えねこや」はトレーラハウス型で、イベント等に出張。災害にも強いエネルギー循環型の暮らしを身近に体感できます。 -
風力・太陽光
ミニ発電ワークショップ11:00-12:00
13:30-14:30風力発電と太陽光発電があります。※要申込
ソーラーランタン
ペットボトル風車発電装置
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12月11日にイルミネーション点灯イベントを予定(自由参加)
(イルミネーションのイメージ)
2018年12月、聖蹟桜ヶ丘駅前で。
多摩市の小学6年生が発電した電力で点灯。
写真:小林昭一
イベント詳細
開催日時 |
令和3年 8月1日(日) 雨天順延 8月8日(日) ● 移動式えねこや体験 10:30-15:00 ● ミニ発電ワークショップ ※要申込 11:00-12:00 13:30-14:30 ※悪天候により中止することもありますが、晴れれば再開します。 ※12月11日にイルミネーション点灯イベントを予定(自由参加) |
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場所 |
さいたま市別所沼公園内ヒアシンスハウス前広場 (さいたま市南区別所4丁目12-10) |
参加方法 申し込み |
移動式えねこや体験 時間内ならいつでも自由にご参加いただけます。 ミニ発電ワークショップ 参加ご希望の方は下記お申し込みフォームから ・参加希望者のご住所 ・お名前 ・メールアドレス ・電話番号 ・参加希望の時間 等をご記入のうえお申し込みください。 お申し込み多数の場合は先着順になります。 フォームからのお申し込みは7/31で締め切らせていただきます。その後は当日お越しください。空きがあれば当日の参加も可能です。 |
費用 |
移動式えねこや体験 無料 ミニ発電ワークショップ 1人当たり500円(材料・保険代) |
参加対象 ・定員 |
エネルギーを使う人はどなたでも! 老若男女年齢性別不問・お子様歓迎。 年齢に合わせてサポートします! ミニ発電ワークショップのみ 各回 定員 20人 ※事前に申込していただいた方を優先させていただきます。 |
イベント中の注意 |
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新型コロナウイルス(COVID-19)対策 |
ご協力おねがいします |
主催 |
公益社団法人日本建築家協会関東甲信越支部埼玉地域会(JIA埼玉) JIA埼玉 建築とえねるぎーWG |
お問い合わせ |
JIA埼玉 建築とえねるぎーWG TEL:090-5219-4725 事務局: 新井 かおり あらい かおり一級建築士事務所 Atelier Bio(アトリエビオ) TEL:048-255-2868 E-mail:arai@atelierbio.jp |
イベントを終えて:開催報告
先日、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第6次評価報告書により、気候変動は広範囲で急速に激化しその原因は私たち人類である、という内容が明らかになりました。建築を生業とする私たちは多くの資材やエネルギーを消費する建築を作る責任と、生活者としての役割があると考えています。そこで、今年度から「建築とえねるぎー WG」を立ち上げ活動することにしました。
今年は、自然エネルギーや地産地消など地球にやさしい暮らしを提案する(一社)えねこやのタイニーハウス・移動式えねこやを別所沼公園に呼び、同時に自然エネルギーを楽しむ「ミニ発電ワークショップ」を企画しました。
夏休みの楽しいひと時になればと計画しましたが、オリンピックで急遽翌日から埼玉県も緊急事態宣言が発令される予定になってしまい、中止や延期を考えましたが、県の窓口に相談し「屋外・規模・用途的に問題ない」との回答をいただきましたので、感染対策を十分に行った上での実施とさせていただきました。
当日は大変な晴天に恵まれ、メンバーみんな汗だくでしたが、時より沼からの風が心地よい時もありつつ、屋外での工作に熱心に取り組んでいました。
ソーラーランタンをそれぞれがデザインし、形にしている様子。個性あふれる形がとても素敵です。
お手伝いに来てくれた若手のメンバーが可愛らしい看板を作ってくれました!
大人もこどもも、みんな夢中です!
こちらが今回、埼玉県に初登場!の移動式えねこや。府中市から一般道を走って来てくれました。道中も道行く人がみんな振り返ってみてしまう、暖かい外観です。
地産地消材を考え、すべて国産で出来た移動式えねこや。外壁と内壁・床は多摩の杉板張り、青森の木製サッシ、北海道の木の断熱材..室内もとても気持ちの良い空間になっています。
屋根には太陽光発電パネルを載せ、蓄電池を持ち電気を自給しています。ロフトから風の通り(重力換気)を体感でき、夏はエアコン、冬はペレットストーブなどいろいろな工夫が一度に体験できるようになっています。冷蔵庫も完備していますが、電気はすべて屋根で作ったもので賄っています。
(参考動画) https://www.youtube.com/watch?v=0bvv0ZTdw8c
小学生のグループが遊びに来てくれました!みんなビックリ!
普段は近隣の憩いの場所となっている別所沼公園ですが、やはり聞こえた『こどもの遊び場がない』とボヤくパパママの声…早く日常が戻ってほしいですね。
毎回、ワークショップの個性豊かな作品たちに出会えるのが楽しみです。来年の予定はまだ決まっていませんが、もう少し穏やかな気候の時に開催出来たらと考えています。
移動式えねこやは今回のみですが、次回 10/9-10 の空間ワークショップの中でも、一部発電ワークショップコーナーを作りますので、作りたい!という方いらっしゃいましたら、ご予定ください。12/11 にはまたこのヒヤシンスハウス前広場にて、自然エネルギーを使ったイルミネーションを開催しようと企画しています。自然の力で作った電気はなんだかとってもあたたかいですよ!元気な皆さんに会えるのを楽しみにしています。
ご参加いただいた皆さん、お手伝いいただいた学生さん、資材提供をしてくださった協力業者のリリカラさん、ありがとうございました!
この事業は、こどもエコクラブ活動支援事業助成金を受けています。