JIA埼玉 空間デザインワークショップ 2021 ごちゃまちをつくろう!! ― 身近な材料を使って私たちだけの街をつくっていきます ―
今回は、
新聞紙、
牛乳パック、
ダンボール、
プラスチックダンボールを使い
組み合わせて、
ごちゃまぜの空間を作っていきます。
造った空間の中で
楽しく過ごしましょう!
2021年
10月9日(土)10:00~18:3010月10日(日)10:00~15:00
さいたま市別所沼公園内ヒヤシンスハウス前広場
さいたま市南区別所4-12-10
時間内ならいつでも参加できます!
※雨天時は中断しますが、雨が止んだら再開します。
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風力・太陽光
ミニ発電ワークショップ11:00~12:00
13:30~14:30風力発電と太陽光発電があります。※要申込
ソーラーランタンとペットボトル風車発電を製作します。ソーラーランタン
ペットボトル風車発電装置
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12月11日にイルミネーション点灯イベントを開催(自由参加)
イベント詳細
開催日時 |
● ごちゃまちをつくろう!! 2021年 10月9日(土)10:00~18:30 2021年 10月10日(日)10:00~15:00 ● 風力・太陽光 ミニ発電ワークショップ ※要申込 11:00~12:00 13:30~14:30 ※悪天候により中止することもありますが、晴れれば再開します。 ※12月11日にイルミネーション点灯イベントを開催(自由参加) |
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場所 |
さいたま市別所沼公園内ヒアシンスハウス前広場 (さいたま市南区別所4丁目12-10) |
参加方法 申し込み |
ごちゃまちをつくろう!! 開催期間中はいつでも自由・予約不要。 時間内ならいつでも自由にご参加いただけます。 ミニ発電ワークショップ 参加ご希望の方は下記お申し込みフォームから ・参加希望者のご住所 ・お名前 ・年齢 ・メールアドレス ・電話番号 等をご記入のうえお申し込みください。 お申し込み多数の場合は先着順になります。 空きがあれば当日の参加も可能です。 |
費用 |
ごちゃまちをつくろう!! 無料 ミニ発電ワークショップ 1人当たり500円(材料・保険代) |
参加対象 ・定員 |
ごちゃまちをつくろう!! 老若男女年齢性別不問 お子様歓迎(小さなお子様でも楽しめるコーナーもあります) ミニ発電ワークショップ エネルギーを使う人はどなたでも! 各回 定員 20人 ※小学生以下のお子さんは保護者同伴でお願いします。 ※事前に申し込みされた方を優先させて頂きます。 |
イベント中の注意 |
ごちゃまちをつくろう!!
ミニ発電ワークショップ
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新型コロナウイルス(COVID-19)対策 |
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主催 | JIA埼玉(日本建築家協会関東甲信越支部埼玉地域会) |
イベントを終えて:開催報告
今年も、別所沼公園のヒアシンスハウス前広場にて、JIA 埼玉主催のワークショップを開催しました。さいたま市文化芸術都市創造補助事業として一部補助をいただいている事業です。
ワーキンググループ会議では、これまでの紙管から離れてもっと身近な材料を使おうという方針となり、具体的な方法を検討していきました。しかし、コロナ禍ということで、打ち合わせは、オンラインのみ。みんなで試作を作るということなしで、本番を迎えました。今回は4つのメニューを用意し、どれかうまくいかなくても何とかなるように、なんでもありの「ごちゃまち」をタイトルに掲げてみました。
1日目。10/9(土)気温・天候とも程よいコンディション。毎年やっているので、テント、タープ、テーブルづくりは慣れてきました。開始時間10時には、大体準備が整いました。その後早速試作品づくり。各自発案者を中心に、A. プラダンドーム、B. 牛乳パックアーチ、C. しんぶんしテント、D. ダンボールハウスの試作を作っていきました。
Aのプラダンは、1枚910×1820サイズを少しカットして、8枚丸くつなげるとドーム状になります。これは、三谷純さんの「ふしぎな球体・立体折り紙」の本から型紙を引用して巨大化させたものです。プラダンは、やや高価ですが、切りやすく、曲げやすく、たわむのでとても扱いやすいです。出来上がっても半透明なので、中の様子もうかがえます。
Bの牛乳パックアーチは、構造設計メンバーが中心となりアイデアを出しました。三角の筒状にしたものをつなげていき、最終的には橋のようなアーチ構造となります。真ん中がたわむので、紐でテンションをかけることで、きれいなアーチが保ちました。牛乳パックを三角形にしていく作業はなかなか地味な作業でしたが、差し込むだけでかなり丈夫なものになります。
Cのしんぶんしテントは、ひたすら新聞紙を丸めて棒状にし、つなげて三角をいっぱい作っていきます。それを組み合わせると4面体や20面体などの立体構造も作れます。しかし新聞紙を丸める作業は、思いのほか地味で時間がかかります。そして屋外では新聞紙の棒は折れ曲がりやすいのが難点です。
Dのダンボールハウスは、学生の独創的なアイデアで、樹木の形に出来上がりました。しかし、ダンボール20箱程度ではダンボールの木1本ができるのみでした。
土曜日午後からチラシを配って、本格的にイベントがスタート。徐々に人も増えて、賑わってきました。 夜はランタンをドームに入れて、ライトアップ。
2日目、日曜日も好天。おかげさまで、来場者が朝からいっぱいになり、スタッフもてんやわんや。子供たちや親御さん達もある材料で自由にものを作り始めて、いろんな空間ができ始めました。
家形ハウス、熊本城、タワーなど足の踏み場もなくなるほどになってきました。最終的には何でもありのカオスな状態です。
最後は、アーチを組み立てて記念撮影。
子どもたちの笑顔、親御さんたちのはしゃぎぶりが見られて、大変充実したイベントとなりました。
終了後 子どもたちは作品を1つずつつぶしていき、作る以上に楽しんでやっていました。しかしごみを分別して集める作業が大変。片づけるまでみんなでできればもう少し早く片付いたかなと反省しています。
2日間にわたって、しっかりイベントができ、まさに「ごちゃまち」が出来上がり、我々の趣旨である「ものづくりの楽しさを伝える」ことができたと思います。ご協力いただきました、関係者スタッフの皆様お疲れ様でした。