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 都市再考 「科学技術都市」−BIO CORE CAMP−


氏 名 富宇加 潤(とみうか じゅん)
所 属 武蔵工業大学大学院工学研究科建築学専攻
研究室 岩崎研究室
   
作品概要

 現在、都市とりわけ大都市のあり方が問題視され始め、コンパクトなシティー再構築に向けた政策・計画転換が進められている。
その中で、私たち建築家は機動性のある単純なシステムで構築される都市像において、それぞれの都市にふさわしく特徴となり、その都市をさらに成長させる要素、機能を見つけ、計画することが社会的に与えられた使命なのであろう。
 東京において特徴的で重要な要素として伝統文化と伝統技術によって常に裏打ちされ、成長・発展してきた「科学技術」が挙げられる。
 今後、東京が「科学技術都市」として進展していくには、私たちの生活で最も身近な科学技術であるにもかかわらず、一般にはほとんど知られていないバイオテクノロジー技術を一般に広め、整備することでエレクトロニクス技術と同様に発展強化していくことである。
夏休みのキャンプで各地から集まった子供たちは火の起こし方、ご飯の炊き方、テントの張り方、そして自然の大切さを学び社会の一員として自己を認識する。
「BIO CORE CAMP」は優秀な人材の発掘と教育のために国籍を問わない「最先端の知的交流」と「質の高い研究環境」を提供することを目的とする。
市場のように人々が集える研究施設によって知的融合が図られ、国籍、世代や分野を超えたこれまでにない新しい思想や科学技術を創造すると共に、広く一般の人が最先端技術であるバイオテクノロジーを知り、関心を抱けることで、日本のビジネス、文化、そして都市を支えてきた伝統技術であるナノテクノロジーの総合的な発展・強化に繋げていこうとするものである。
 
 
(PDFファイル 716KB)
プロフィール
2004 MASTER OF THE YEAR 受賞
2003 堀場 弘(K&H シーラカンス)賞 受賞
武蔵工業大学キャンパス計画室学生代表として「#14 SAKURA CENTER 」新食堂棟・体育館棟設計に参加。(新建築2003 6月号掲載)
現在、 (株)石本建築事務所 プロジェクト推進室 設計・監理 勤務



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Copyright (C)The Japan Institute of Architects Kanto-Koshinetsu Chapter 2004
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