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 やんばる日和・健康創造コア構想


氏 名 北澤 大佑
所 属 宇都宮大学大学院 工学研究科 建設学専攻
研究室 建築計画研究室
   
作品概要

 日本は世界に類がないスピードで超高齢社会へと突き進み、2014年には65歳以上の高齢者人口が総人口の25.3%に達すると見込まれている。
 2004年にゴールドプラン21として、介護保険導入による需要も見込んだ新たな整備目標が策定、全国の地方公共団体においても老人保健福祉計画と介護事業計画が一体的に作成されるなど、日本の高齢者保健福祉施策は新たな段階を迎えようとしている。
 我が国の平均寿命が世界最高レベルに達した現在、健康寿命を一層伸ばしていくためには、個人の体質に応じた健康管理が不可欠である。
 しかし、現在の地域コミュニティー、公共施設、社会保障制度等は、個人が行う多様な健康ニーズに必ずしも十分に応える体制にはなっていない。さらに、個人の自己責任で行う健康管理体制を築くためには、疾病予防・健康増進についての正しい知識の啓発・普及が必要であるが、我が国では、欧米に比べ予防分野における取り組みが遅れているのが現状である。
 以上から、医療過疎地を有する沖縄県北部地区を対象として、県および広域圏における保健・医療・福祉の連携に加え、沖縄独自の地域資源および観光資源を活用した、スポーツ・セラピー・ツーリズムを含めた幅広い健康サービスが連携した、新しい医療体系となる統合医療構想を提案することを目的とし、統合医療の中核となる施設の計画を行う。
 
 
 
(PDFファイル 1.14MB)
プロフィール

1977.6 長野生まれ
2004.3 宇都宮大学大学院工学研究科博士前期過程建設学専攻 修了
2004.4  宇都宮大学大学院工学研究科博士後期過程 入学

受賞歴 
2002 2002年度日本建築学会設計競技「外国人と暮らすまち」 関東支部入選2002 成熟人のための住まいコンペ 優秀賞
2003 日経アーキテクチュア創刊750号記念コンペ「どこにでもある街のどこにもない場所」 選外佳作




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Copyright (C)The Japan Institute of Architects Kanto-Koshinetsu Chapter 2004
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