●氏 名 |
横濱久美子 |
● 所 属 |
昭和女子大学大学院 生活機構研究科 生活科学研究専攻 |
● 研究室 |
金子友美研究室 |
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● 作品概要
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海外旅行の経験から、オープンスペースの魅力に魅せられ、そのような魅力的な憩いの空間をつくりたいという思いから提案に至りました。オープンスペースをつくり出すために敷地、建物をどのようにカット(切り落とす)することが可能か、14パターンの手法を検討、考察した。その結果、四角形のボリュームの一部を斜めにカットし、カットされた部分をオープンスペースとして共有空間にする手法が、東京のような敷地面積の小さい地域でも今後の展開が可能であると判断し、この手法によってスタディを進めた。この手法の特徴としては、斜めにカットすることで、角度がずれ、隣り合わせている建物間で視線をずらすことができる、空間に凹凸ができるので、共有空間に変化を与えることができる。またこの手法のルールとして住戸から少しずつ土地を提供してもらうことが条件となる。このように単純な操作をすることでオープンスペースつくり出す手法を基に、月島(接地型)、表参道(非接地型)の二つの敷地に対して、それぞれ単純なルールを導き出し、住居スペースと共にオープンスペースを計画する。その空間は居住者、来客者の共有空間となり、交流の場、憩いの場、生活の一部となる。またこの計画は、今回の提案に終わるのではなく、住宅以外にも応用し、様々な手法によって、東京の街を緑あるオープンスペースで豊かにしていきたい。
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(PDFファイル1.5MB) |
● プロフィール |
2003年 昭和女子大学大学 生活科学部 生活環境学科卒業
2005年 昭和女子大学大学院 生活機構研究科 生活科学研究専攻修了
現在 (株)若松均建築設計事務所 勤務 |