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 「空間連続体」の分節に関する研究
 氏  名 梅澤 宏行
 所  属 工学院大学大学院 工学研究科建築学専攻
 研究室 澤岡研究室所属
   
 作品概要 

都市という漠然とした空間の中でひときわ魅力的に映る場所がある。それは都市の中の「道」である。道は都市の中の連続した空間である。道には扉もなければ、歩みを妨げる壁も存在しない。
都市の中は様々な機能、用途で溢れている。それらが道という連続した空間によって繋がることで、そこで行われる行為が相互に影響を及ぼしあい、様々なアクティビティを発生させる要因になると考える。そのような都市的な状況を建築空間に取り込むことで、空間、機能、行為に新たな関係性を作り出すことが出来るのではないだろうか。
そこで私は建築空間にみられる連続した空間に注目しようと考えた。その連続した空間に様々な機能を内包することが出来れば、都市的な状況を建築空間の内部に作り出すことが出来るだろう。
本研究は物理的に壁や扉で仕切られていないひとつながりの空間を「空間連続体」と定義し、(1)空間連続体と隣接する空間の境界面の扱い方 (2)体積と分節手法の関係性 を明らかにし、それらを応用しプロジェクトを行ったものである。

  (PDFファイル 968KB)
 プロフィール
1981 東京都出身
2000 東京都立南多摩高等学校 卒業
2006 工学院大学大学院 工学研究科 建築学専攻 澤岡研究室 卒業
   
受賞暦 smart+comfort Design Competition of Energy Conservation House 2004
省エネルギー住宅設計コンペティション 佳作 *1
日本建築学会 都市建築の発展と制御に関する設計競技 佳作 *2
第40回セントラル硝子国際建築設計競技 優秀賞 *3

*1 共同制作者:大山高志
*2 共同制作者:斉藤淳・照沼恒平・西山徹・広瀬雄太
*3 共同制作者:大山高志・嵯峨彰仁




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Copyright (C)The Japan Institute of Architects Kanto-Koshinetsu Chapter 2006 
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