● 氏 名 |
大谷 泰弘 |
● 所 属 |
東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻 |
● 研究室 |
山名研究室 |
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● 作品概要
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複合商業施設における商業街路の計画では、区画が基本単位とされ、均質な店舗が通路空間に並列されている。このような店舗配列の計画では単調な通路空間を生み出していると考えられる。一方、アーケードを街路の屋根として設けることによって異なる店舗にまとまりを与え、一体的な商業空間をつくり出している全蓋式アーケード商店街では、店舗の間口や奥行きがそれぞれ異なっており、様々な開口形式を持つ店構えの店舗が集合することによって、不均質な商業街路を構成し、商業空間としての魅力を生み出している。
そこで本研究では、アーケード商店街の店舗配列と開口形式を分析し魅力ある商業空間を生み出している不均質な商業街路の構成を明らかにする。それを踏まえて、均質な店舗を基本単位として構成された複合商業施設のわが国における最初期の事例である中野ブロードウェイセンターを事例に、アーケード商店街の不均質な構成を再現し、魅力ある商業街路を再構築することを目的とする。 |
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(PDFファイル 1MB) |
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