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● 氏 名 |
腰越 耕太 |
● 所 属 |
神奈川大学大学院 工学研究科建築学専攻 |
● 研究室 |
高橋研究室 |
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● 作品概要
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みなとみらいや元町中華街などの賑わいの裏にあって、衰退し目を背けられているエリアが横浜市中区野毛地区である。戦後闇市から出発したこの地域は、以前のような活気も人気もなく、猥雑で怪しげで醜く、美しい。東京オリンピック開催を契機として、野毛の露天商・闇市は強制的に退去させられることとなり、収容先として建設されたのが野毛都橋商店街ビル、通称ハーモニカ横町である。建設から40年余りを経て建物の老朽化は著しく、貸店舗の稼働率は大変低い状態となっている。この提案では野毛都橋商店街ビルの建つ道路・河川占有地、野毛1丁目・宮川町1丁目地区を計画対象地区とし、小規模開発の提案を行っている。
ハーモニカ横町は緩やかに湾曲した壁面と、河岸に張り出した通路、闇市や露天商のために用意された極小な内部空間など、極めて特異な建物である。本計画では、野毛地区と商店街ビルという、強烈な個性と対峙するために「両義なるもの」に手がかりを求めた。「一人の人間が野毛のような混成の場を創り出すことは不可能ではないか」という疑問は最後まで拭えなかったが、場の特性と呼応するような計画とし、両義的な場の生成を目指して提案を行っている。 |
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(PDFファイル 168KB) |
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● プロフィール |
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2006 |
2006年神奈川大学大学院卒業 |
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