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 Disaster shelter system 〜災害時における一時建築の提案〜
 氏  名 渡部 祐也
 所  属 千葉工業大学大学院 工学研究科建築都市環境学専攻
 研究室 古市徹雄研究室
   
 作品概要 

 災害時に迅速に被災民を救済するための提案


 近年、地球環境破壊が進む中で大規模な自然災害が増え、世界各地で多発している。被災した多くの住人達を救済する施設や対策はあまりにも貧弱で、一日も早い復興を可能とする世界規模での提案が望まれている。

 日本は世界でも最大級の地震大国であり、今後数カ所で大地震が数年以内に起こるとされている。阪神大震災や新潟県中越沖地震など、過去の大地震の経験を踏まえ、人間の生命を救済するための一時避難所やライフラインといった災害後の復興に大きな力を発揮する復興システムの提案をする。

本計画では、東京に大震災が発生することを想定し、災害発生時からの時間軸を主とした復興システムを考える。この復興システムは2つのフェーズから構成され、災害後必要とされる施設は、通常時には都市のデッドスペースに貯蔵・格納されている。これらは災害発生時にそこから取り出され、シェルターや災害時必要な諸施設として機能する。いかに短時間で設置し、使用可能な状態にしうるかを考慮し、地震発生時からの避難の様子を1つのストーリーとして展開する。

  (PDFファイル 1.1MB)
 プロフィール
1981.9 福島県生まれ
2004.3 千葉工業大学工学部建築学科卒業
2006.3 同大学大学院博士前期課程建築都市環境学専攻修了
活動歴  
千葉工業大学卒業制作最優秀賞
千葉県四会学生賞奨励賞
シリア 世界遺産ダマスカス旧市街におけるキャラバンサライ改修の調査、実測
アゼルバイジャン 世界遺産バクー旧市街でのwork shop等



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Copyright (C)The Japan Institute of Architects Kanto-Koshinetsu Chapter 2006 
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