自然風景と複合した建築の意匠的考察及び設計提案
- 森 創太
- 首都大学東京 都市環境科学研究科 建築学専攻
- 小林克弘研究室
近年、構造・施工技術の発達、CADの普及化などにエコロジーの思想などが伴い、以前とは異なった形(風景の中に建築を埋没させたり、植物を装飾的に用いること)で自然風景との複合化があたが、都市の、特に大規模な建築では機能性や経済性が優先されることにより、このような建築は殆ど試みられていない。人工的な風景の中にあることで、建築と自然風景の複合化は有効な手段となると考える。
本研究では過去の事例を分類・分析することで、多様な自然風景の建築への変換手法を抽出し、単なる機能性、経済性のみでは作りえない自然風景と複合化した新たな超高層建築の設計提案を行うことを目的とする。