現象としての皮膜 - 衣服の「触媒性」を用いた建築設計手法 -
- 氏名
- 渡邉 拓也
- 所属
- 東京理科大学大学院 工学研究科 建築学専攻
- 研究室
- 宇野求研究室
作品概要
衣服の繊維レベルでの現象に着目し、衣服が人と外部環境とを媒介する性質を「触媒性」と捉え建築境界面と類比した。身体に近づいて感じる衣服、とりわけ競泳水着等に見られる「触媒性」を建築境界面へ援用した設計手法の提案。衣服は風土との関係性から作り出されたシェルターであるため、土地固有の人と環境の関係性が、衣服には現れる。衣服とのアナロジーによって建築を土地固有の環境とくに光環境との関係から捉え、外部の光の現象を記述した境界面をもった建築を千代田区外神田に試設計した。
1986年 | 千葉県生まれ |
2009年 | 東海大学 工学部建築学科 卒業 |
2011年 | 東京理科大学 大学院工学研究科建築学専攻修了 |