2007年 | TokyoDesigner’sWeek出展/ クリニック内装改修 |
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2008年 | 学生展「ずこう展」会場インスタレーション/山本タカト展会場インスタレーション |
2009年 | 神戸ビエンナーレ アート・イン・コンテナ出展入賞 |
日本橋界隈の拡張型アーキテクチャ - 日本橋400年マップを利用した地域ブランディング -
- 氏名
- 加藤 明日香
- 所属
- 東京理科大学大学院 工学研究科 建築学専攻
- 研究室
- 宇野研究室
作品概要
本研究では、従来の建築を「拡張型アーキテクチャ」と捉え、人間の体験そのものを設計し提案する。現代建築は都市の中で、人々の記憶を継承し、人々に共通体験を与えるメディア(媒体)である。日本橋地区では、様々な時代の記憶や体験を伝えるメディアが、今なお生き残っている貴重なエリアである。今回は物理的空間と情報空間の両空間を取り扱う。この空間同士を行き来することができるのはひと(ユーザー)であり、それらをつなぐ重要な役割であると捉えている。両空間を行き来するツールとして「日本橋400年マップ」というwebアプリケーションを設計する。
webアプリケーション設計するにあたり2011年4月22日から2012年1月19日の期間に日本橋で今なお商いを続けている20件の老舗の当主とインタビューを行なった。老舗は日本橋の歴史であり、かつ現在の日本橋をつくり続けている重要なまちのメディアである。そこから1)日本橋地区、各町の魅力や特徴/2)昔の日本橋の風景/3)現状とその問題点のキーワード抽出を行なう。そこから、サイト構造の設計、ユーザー行動予想を行なう。さらに、日本橋400年マップで構築したサイト構造を情報空間のみに留まるのではなく、実際の場所と実空間的にリンクさせるために、どのようなプロモーションが可能かを提案する。