作品詳細
-Gallery-
ウツノミヤ・マチヤ・ストリート
- 地方都市中心市街地居住に向けた旧街道再生と新規町屋の提案 -
- 地方都市中心市街地居住に向けた旧街道再生と新規町屋の提案 -
- 氏名
- 中岡 進太郎
- 所属
- 宇都宮大学大学院
工学研究科 地球環境デザイン学専攻 - 研究室
- 安森亮雄研究室
- 作品概要
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近年地方都市では、未接道宅地や緊急車両の進入不可能な狭隘道路の解消を目的とした市街地整備事業が進められており、あわせて中心市街地の空洞化に対する居住促進や活性化に向けた動きがみられる。宇都宮市中心市街地の北西に位置する小幡清住地区でも、土地区画整理事業が進められている。この地区には旧日光街道が通っており、筆者らの実地調査から古い町屋や地割が現存することがわかっているが、事業によって歴史的な特徴や地域性が失われることが危惧されている。そこで本計画では、宇都宮市小幡清住地区の旧日光街道沿線を対象に、歴史的な地域資源を活かした町並みを形成し、中心市街地居住に向けて古い町屋の特徴を再解釈した新規町屋を提案する。
本計画では、旧日光街道沿いの歴史的な特徴をまとめ、地域資源を活かした町並みを整備した。また、新規町屋として、計画地A~Cに3つのタイプの新規町屋を計画した。Aのコレクティブ・マチヤでは住戸階の通り土間による統合、Bのタワー・マチヤでは下屋の積層による賑わいの創出、Cのライフサポート・マチヤでは中庭の内部化による共有空間の形成といった、歴史的特徴の継承と新規性の付加により、中心市街地居住に向けた新規町屋を提案した。
プロフィール
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略歴
- 2014年
- 宇都宮大学 卒業
- 2016年
- 宇都宮大学大学院 修了
受賞歴
- 2014年
- 第1回 マロニエ学生BIM設計コンペティション
準優秀賞 - 2015年
- 住空間ecoデザインコンペティション
REAL SIZE THINKING 2015 審査員特別賞