作品詳細
-Gallery-
『つなぐ住まい』
- 記憶に関する住まいの提案 -
- 記憶に関する住まいの提案 -
- 氏名
- 柴 侑里
- 所属
- 関東学院大学大学院
工学研究科 建築学専攻 - 研究室
- 粕谷研究室
- 作品概要
-
現在、家族構成は多様化してコミュニケーションが取りづらくなり、情報社会の発展により必ずしもご近所でのコミュニケーションを取らなくて良くなったように感じる、現在では以前に比べ近所づきあいは少なくなっている。現代の日本にとって、ご近所づきあいはいらないものになってしまったのか。情報技術の発展により昔より近所という狭いコミュニティーに固執する必要はなくなったと思う。しかし、情報機器が使えなくなった場合、また緊急を要する事態などにおいて近所同士での助け合いは欠かせないものとなる。私は現代の日本に合った近隣コミュニケーションのあり方とはどのようであるべきかを考え、昔と違って多様な関係性が一つ一つの家庭間である中でそれらをうまくやりくりでき、昔のように近隣コミュニケーションが活発になる提案をする。
おもて、うら、土間という考えをもつ家を考える。
新しく提案される住戸は共有空間にくっつくかたちになっている。この共有空間は近所の人達と交流をもつ場だ。
近所の人とは同じ共有空間を使っている人だけではない。元より住んでいる人達もだ。
新しい住戸はお客さんをもてなす空間をもつ。
そして、それとは別にプライベートの生活空間をもっている。
共有空間をもつことで、お客さんをもてなす空間と、プライベートな生活空間をもつことができる。
プロフィール
-
略歴
- 1992年
- 静岡県生まれ
- 2014年
- 関東学院大学
工学部 建築学科 卒業 - 2016年
- 関東学院大学
工学研究科 建築学専攻 卒業