作品詳細
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木のあつまるところ
- 氏名
- 川上 隼司
- 所属
- 東京工芸大学大学院
工学研究科 建築学・風工学専攻 - 研究室
- 建築意匠研究室
- 作品概要
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インターネットの普及と発達によって、遠く離れた人同士が物理的な壁を乗り越えて瞬時に意思疎通できるようになった。近年ではSNSの発展により、家族や友達を越えた人同士をあらゆるテーマで結びつけている。この流れはますます加速し、今後はより多様性にあふれ、かつ強固な結びつきを提供するだろう。そのひとつとして、趣味が挙げられる。 また、今後の社会問題のひとつとして人口減少が挙げられ、都市に集まって住むことも必要だと考えられている。ここで、同じ趣味を持った人が集まる集合住宅を提案する。
敷地は神奈川県横浜市都筑区にある木工所。一帯は工場と住宅が混在した地域で、工場のトタンと住居の壁面が独特な風景を作り出している。 現在、工場と住居が別々に存在しており、お互いに相手があたかも存在しないかのように振る舞っているように見える。
ここを通る多くの人は、最寄駅から10分ほど歩いた所にぽつんとある大型ショッピングモールへと足を運んでいる。
ばらばらに動いている3種類の人をつなげる役割を持つ集合住宅を提案する。
プロフィール
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略歴
- 1992年
- 神奈川県生まれ
- 2015年
- 東京工芸大学
工学部 建築学科 卒業 - 東京工芸大学大学院
工学研究科 建築学・風工学専攻 入学