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第二のノード
- 横浜市関内地区のおけると都市交通空間の提案 -

氏名
遊佐 舜
所属
神奈川大学大学院
工学研究科 建築学専攻
研究室
曽我部研究室
作品概要

近年の低炭素化政策のより自動車交通から公共交通へのモーダルシフトが進み、従来の移動手段は変わりつつある。本計画は、将来の都市交通とそれを取り巻く建築空間に着目し、新たな都市空間のあり方を提案する。都市内移動の変化に伴い、利用者がより流動的に都市を移動するためには地域特性を尊重し、その場の問題を解決しうるような複眼的な空間計画が必要である。対象エリアに横浜市関内地区を選定。関内地区の地域特性から都市交通マスタープランを検討し、自転車を中心として既存交通機関の鉄道、水上交通、歩行者を結びつける関内地区のエッジを一周するサイクリングロードを計画。マスタープランに基づいたサイクリングロードと交わる新たなノードを設定し、その中から3つの計画敷地を挙げ、拠点となる新たな都市交通空間を提案する。1.象の鼻エリアでは港-広場-サイクリングロードを結ぶ、広場としての機能を拡充する水上交通ターミナル。2.堀川-谷戸橋エリアでは鉄道駅-サイクリングロード-堀川(水上交通)を結ぶ川沿いの結節点して水上プロムナード。3.関内外境界エリアでは大岡川-鉄道駅-サイクリングロードを結び、首都高速道路、高架鉄道など物理的な要素で分断されてしまっている関内・関外地区を繋ぐ新たな移動空間を提案。

作品イメージ

作品ファイル

プロフィール

  • 略歴
    2016年
    神奈川大学 工学部 建築学科 卒業
    2018年
    神奈川大学大学院 工学研究科 建築学専攻 修了
    受賞歴
    2016年
    神奈川大学卒業設計 優秀作品
    第27回JIA神奈川建築WEEK 神奈川建築祭2016大学卒業設計コンクール 柳澤賞
    2018年
    神奈川大学大学院修士設計 優秀賞