Charm of earth

氏名
銭珊珊
所属
女子美術大学大学院
美術研究科 デザイン専攻 環境デザイン研究領域
研究室
吉田貴子研究室
作品概要

生態系への不可逆的なダメージを与えずに、再生可能な建築があるのか?
日本の土壁と版築を使用すれば、エコロジカルな建築が実現できる。土の魅力をを最大限に生かすために、異なる気候帯における4つ作品を作成し、文化、素材を組み合わせて、環境に配慮したエコロジカルな建築を計画した。

作品一:「Earth」をテーマに、熱帯に配置し、循環というキーワードに沿って、タイ国のココナツアイランドにレストランを設計した。建築は土の調湿調温の特性を活かしている。お客様は土の美学と農業形式の進化を見学し、自分で食材を摘み取り、キッチンに任せるか、自分で調理することができる。森と生態系を守りながら、持続可能な経営理念を実現したい。

作品二:「Cross」をテーマに、乾燥帯に配置し、対比というキーワードに基づいて、中国の甘粛省蘭州市に市民活動センターを設計した。版築の歴史を重視し、中国西北特有の丹霞地勢とヤオトンをインスピレーションに、各用途のゾーニングを設計した。

作品三:「Mix」をテーマに、寒冷帯に配置し、融合というキーワードに沿って、フィンランドのヘルシンキに地域のためのワークショップを設計し土着建築コータからのインスピレーションして、土の自由度が高い特長を活かして鉄、木材、ガラスなどの素材を組み合わせた建築である。

作品四:「Charm」をテーマに、温帯に配置し、魅力というキーワードに沿って、日本の東京の檜原村にゲストハウスを設計した。地元の文化、歴史、風土を組み合わせ、檜原村の空き家を再設計して、左官壁の表情や土壁の魅力を観光者に発信する。

作品イメージ

Profile

略歴

1996.04 中国浙江省生まれ

2022.03 女子美術大学 芸術学部 環境デザイン専攻 卒業

2024.03 女子美術大学 大学院美術研究科 環境デザイン専攻 修了