3.長期防水保証システムについて |
太陽光パネルの設置にあたって、問題になるのが太陽光パネルの耐用年数と防水層の耐用・保証年数のずれがあります。
太陽光パネルの期待耐用年数は20年といわれています。しかし、一般の防水層の保証年数は10年で、実際には12年〜13年ごとに改修することが多いです。今回、当社が発売しました長期防水保証システムは、耐用年数は20年以上、保証年数15年のため太陽光パネルの交換の周期にあわせた改修が可能となります。

<特長>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−(1)塩ビディッピングにより、防水層と一体化が可能
通常、防水保証では、材料保証と工事保証が伴うため、たとえ材料が良くとも10年以上の保証は出さないのが通例でした。
このシステムでは、弊社の施工組合「ロンプルーフ防水事業協同組合」の組合員との連名により材工の保証を実現しました。 |
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(2)実績と信頼のある材料・工法の組み合わせによる工法
ロンプルーフ 接着工法より始まりました当社の施工工法の中から、機械的固定工法(US工法:後付け工法)を選択。施工後でも施工箇所が確認できることから、信頼性の高い工法です。
また、その他部位についても、過去の実績および、性能評価試験の結果から、もっとも良いものを選択しております。
また、材料面においても、高耐久性能を発揮する「シャネツ」の技術を転用。専用の防水シート「ロンプルーフSP」、補強セットおよびコーナー・シーラーにいたるまで、耐久性能にすぐれる材料を選定しています。
(3)信頼の施工体制
長期防水保証システムの実施にあたっては、指定教育・試験を行いました認定施工管理者による物件判定・および認定施工技能士の監督による施工を義務付けております。そのため、全ての施工業者ができるわけではなく、責任をもって施工できる体制を組んでおります。
(4)ライフサイクルコストの低減
改修サイクルが伸びることで、建物が寿命を全うするまでの改修回数を減らせるとともに、防水改修・足場工事・下地処理工事などのコスト低減が図れます。
そのため、1回あたりの工事コストは通常工法に比べて嵩みますが、ライフサイクルコストの低減が図れます。 |
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