6.免震システム「地震リスクをどう回避するか」
■地震エネルギーを逃がす周期6秒の免震技術(S series)
 地震の恐怖からいかにフリーになれるのか、地上に住むものにとって大きな問題です。地震は色々な顔をして出現するといえますが、エネルギーをそのまま受け取らない工夫によって大きく被害を低減することができます。その代表が免震技術です。例えばビルや床を柔らかいゴムブロックの上に載せて、地盤の動きを逃がしてしまうのです。私たちはもっとローカルに、もっと精密に地盤の動きを伝えない免震機構を創り出しました。多点ローラベアリングによるXY免震支承[PAT.P]です。円弧状のレールを多点ローラが転がることで、搭載重量に関係なく周期6秒、摩擦係数0.003という驚異の性能を実現したのです。
免震床の加振実験風景

台湾国家地震研究所にて
阪神淡路大震災

sF:免震床タイプ

siM:防振免震装置【PAT.P】
発電機の事例
(復元力特性実験)