作品詳細

MANHATTAN GREEN 2409 - BLEMD CITY/BLEND MAN

優秀賞

氏名
川上 祥志
所属
千葉工業大学大学院 工学研究科 建築都市環境学専攻
研究室
 

作品概要

Manhattan Green 2409は,経済がすべてを決定してきたManhattanではなく,環境・緑化などを優先した人類のための21世紀の都市として生まれ変わるマンハッタンの新たな姿の提案である。身体/環境/コミュニティ/教育の4つの項目についての初期リサーチに基づいて、都市のグリーン・インフラストラクチャについて再考する。具体的には,分断的に存在するマンハッタンの緑地公園を新たな4つのコネクション,green corridor/green spine/green streets/green ribbonsによって繋ぎ合わせる。これによって,分断されたマンハッタンの緑郡を人々により身体的に触れるものとし,それらの相互関係により快適な都市の環境を創出することを目指す。本計画では新たな変化のシンボルとして,4つのコネクションが集中するポテンシャルの高い敷地にManhattan Green 2409をシンボライズした立体緑地公園を計画する.具体的には,コミュニティ委員会やディベロッパーの需要を満たす複雑なプログラムを忠実に積層させ,リアリティを持たせそれらを10本のリボン状の緑化された曲面屋根によって覆うことでManhattan Green 2409を立体化・視覚化させようとするものである。建築形態はマンハッタンに増産されてきたシーグラムビルディングのような自律的均質的インターナショナルスタイル建築ではなく,建築/土木/ランドスケープ/自然のイメージを統合させる提案を行っている。

プロフィール
川上 祥志
1987年 島根県生まれ
2010年 千葉工業大学 建築都市環境学科 卒業
2011年 Raymond Gastil Urban design studio,Pennsylvania state university 在籍

2013年 千葉工業大学大学院 工学研究科 建築都市環境学専攻 修了

受賞歴

Urban design workshop, Stuckeman School of Architecture 最優秀賞
BROADWAY:1000 Steps exhibition 2013, AIA gallery NY 出展

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