1989年 | 埼玉県生まれ |
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2011年 | 日本女子大学 家政学部 住居学科 卒業 |
2013年 | 日本女子大学大学院 家政学研究科 住居学専攻 修了 |
Re window - 木造戸建て住宅における開口部構成のリノベーション提案 -
- 氏名
- 山田 美貴
- 所属
- 日本女子大学大学院 家政学研究科 住居学専攻
- 研究室
- 篠原研究室
作品概要
近年はストック型社会への指向が高まり、中古物件の再利用が図られる中で、リノベーション・コンバージョンなどの住宅ストック活用に対する注目が集まっているが、主として改修が行われる部分は設備や間取りの変更等である。建物の外部と内部の間に立つ開口部を空間で捉え改修することによって、住環境の質を向上させることが出来るのではないだろうか。
そこで本研究では居住者のニーズの変容、地域との関係性の変化とともに、開口部構成も設備や間取りと同様に見直すべき重要な要素と捉え、開口部構成を改修する可能性に着目し、郊外住宅地における3つのケーススタディを提案する。
木造戸建て住宅のリノベーション事例における文献調査と実態調査を行い、考察結果から5つの開口部構成のパターンと周辺環境、アクティビティとの関係を明らかにした。この抽出したパターンとその特徴を用いて、実際の居住者や敷地を下敷きとした具体的な開口部構成の改修設計を行う。
開口部構成から戸建て住宅を再考することで、内部空間だけではなく境界でのふるまいが活発になり、外部とのつながりが生まれやすくなる。またそうした住居が連なることで、豊かな屋外空間も連続し、地域の一体感がまちなみから醸成されていく。住宅内部では完結しない生活空間を提案する。
そこで本研究では居住者のニーズの変容、地域との関係性の変化とともに、開口部構成も設備や間取りと同様に見直すべき重要な要素と捉え、開口部構成を改修する可能性に着目し、郊外住宅地における3つのケーススタディを提案する。
木造戸建て住宅のリノベーション事例における文献調査と実態調査を行い、考察結果から5つの開口部構成のパターンと周辺環境、アクティビティとの関係を明らかにした。この抽出したパターンとその特徴を用いて、実際の居住者や敷地を下敷きとした具体的な開口部構成の改修設計を行う。
開口部構成から戸建て住宅を再考することで、内部空間だけではなく境界でのふるまいが活発になり、外部とのつながりが生まれやすくなる。またそうした住居が連なることで、豊かな屋外空間も連続し、地域の一体感がまちなみから醸成されていく。住宅内部では完結しない生活空間を提案する。