Gallery作品詳細

結びの丘
- 茅ヶ崎市における道の駅及び農業支援センターの設計 -

氏名
徳間 万由子
所属
昭和女子大学大学院
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
研究室
田村圭介研究室
作品概要

私は学部時代に伊豆大島を訪れた経験から、地方の活性化に興味を持ち、地域のコミュニティが活発化した事例を調べてきた。その結果、地域の魅力を発信する場として道の駅多く活用されていたため、修士設計では道の駅の設計を行った。

敷地は、国土交通省が選定した重点「道の駅」から、神奈川県茅ヶ崎市のサザン茅ヶ崎の敷地を選定した。この場所は、国道134号と鉄砲道に挟まれ、三角形の形をしており、2つの大きな公園と隣接している。また敷地の周りには畑が広がっている。そこで、この畑を生かしたいと考え、農業支援センターを併設した。

周辺施設それぞれの関係性を考えると、2つの公園は人々のリフレッシュの場としての役割を担っており、周辺の畑は、地域の食を支える場としての役割を担っている。道の駅では食や農業を通じて交流ができる場所として、地域貢献の役割を分担し、相互関係を築くことができるのではないかと考えた。そこで本設計のコンセプトは「畑のようで公園のような道の駅、3つの周辺環境の緩衝材となるような場」の2つにした。よって本設計では、道の駅としての通例の形にとらわれず、周辺環境に調和することを意識して設計した。道の駅として来訪者を迎えるのはもちろんのこと、地元の人々にも、その土地の良さをより深く知ってもらう場になるのではないか。

作品イメージ

作品ファイル

プロフィール

  • 略歴

    埼玉県川越市出身

    2019年
    昭和女子大学 環境デザイン学科 卒業
    2021年
    昭和女子大学大学院 環境デザイン研究専攻 修了

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