Gallery作品詳細
「都市の持つ劇場性を抽出した多様性を持った都市の構想」
~世田谷区下北沢を事例として~
- 氏名
- 瀬沼 大樹
- 所属
- 東洋大学大学院
ライフデザイン学研究科 人間環境デザイン専攻 - 研究室
- 櫻井義夫研究室
- 作品概要
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下北沢駅周辺の地域は、小田急線の連続立体交差事業とそれに伴う都市計画道路補助54号線の事業化によって変革期を迎えている。「シモキタらしい」といわれる空間を破壊されることが懸念される計画に、不安を感じる地域関係者がおおい。
こうした変革期を迎える現在、今一度下北沢という街を見直しこの街のよさ・置かれている現状を知り未来の下北沢を考えるまちづくりが必要だと考えた。
下北沢では、建築と街路という内部と外部の空間の間に人々の行為を誘発し「人間性の発露」するつなぎの空間が存在することが分かった。それらは、今日の下北沢の都市のイメージとして街の魅力になっている部分から読み取る事が出来、その魅力を創出する空間からは「仮設的な要素」「価値の転換を生む要素」「出来事を引き起こす要素」「見る、見られるの関係を演出する要素」を見出す事が出来た。これらは『劇場性』を構成する要素であり、都市の魅力は『劇場性』を生じさせることによって維持され、形作られていくのではないかと考えた。
プロフィール
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略歴
東京都八王子市生まれ
東洋大学 ライフデザイン学部 人間環境デザイン学科 卒業
東洋大学 ライフデザイン学研究科 人間環境デザイン専攻 修了