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建築家の仕事って何?建築家になりたいと思っている方へ「建築家の仕事とは何か」というテーマでお話しいたします。一言で言っても建築家には沢山の人がいますので、設計事務所に携わる、もしくは普遍な建築家像として読んでいただければと思います。
建築家が日常的に行っている仕事は、「どういう建物を建てたら良いか」を実際に使う人と一緒に打ち合わせをしながら少しずつ考えをまとめ上げて行くことに始まります。そして、まとまった構想を図面に作り上げ、実際の敷地で建物が作られていく過程を監理することです。実際に建物が建てられるまでは構造設計や設備設計など共同作業で進めていくことになります。また、最新の技術を駆使する為にその分野に強い専門の人に協力を依頼して作り上げていくことも少なくありません。設計チームがプロジェクトごとに行われていくことになりますが、音響計画や照明計画、特殊な外装計画、内装計画などのコンサルタントと一緒に作業し調整を経て最後にまとめるまで多くの打ち合わせが必要となります。さらに現場へ入ると施工業者の人たちと打ち合わせを交わします。
最後に建物が完成し引き渡しを終えてからもクライアント(施主)との関係は続きます。なぜならば建物の行く末を見守るのも建築家の仕事だからです。
創造の才に恵まれたすべての詩人、芸術家たちは知恵や魂のもろもろの他の徳性の父ではなかったろうか。そして、その知恵にも多くの形があるが、最も美しい、最も高い知恵は都市と家庭を組織する仕事に携わる者である。慎重さと正義を合わせ持つ者それを人は名付けて建築家と言う。