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日本ではこれまでスクラップアンドビルドを繰り返してきたため、修繕のできる建築家が極わずかしかいません。集合住宅の修繕工事の多くが工事会社や管理会社と管理組合とで直接に進められ、トラブルが起きたときに公正なジャッジメントを受けられないままとなっています。
若手建築家をサポートし、修繕のスペシャリストを育成し、建築家相互の修繕の技術を常に向上させていくことが命題となっています。メンテナンス部会では、月例の会合と勉強会、集合住宅のメンテナンスやリニューアルに関する出版活動、市民に向けたメンテナンスセミナーの開催などを通して、建築家相互の連携を図るとともに、建築家としての研鑽を常に重ねています。 |
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