|
プロフェッショナルのための技術セミナー
マン管テクノサポートネットからの事例
〜修繕委員会でのコンサル選定の経緯と大規模修繕〜 |
築28年になる板橋区のマンションの第2回目の大規模修繕工事の事例報告です。
マンション管理センターのテクノサポートネットへの問い合わせから相談に赴き、大規模修繕コンサルタントの見積提出〜ヒアリングを経て選定に至る間に起きた出来事と、前修繕委員長の横やりに他コンサルの見積、1回目の大規模修繕工事の問題点、管理会社の不手際など、信じられないような様々な予期せぬ出来事が次から次へと起こった結果、当社が選定され理事会で承認されるまでの顛末をご説明します。
大規模修繕工事では一般的な躯体改修・塗装工事・防水工事に加え、タイル斜壁のシングル葺きによる屋根化工事、玄関ドアと住戸面格子の全交換、エキスパンションの躯体改良工事とカバー取付、エントランスへのオートドア取付といった改善改良工事など、様々な改修を行った事例です。
あわせて台風に大雪といった天候と、施工者不足にも悩まされた現場など、また外部鉄骨階段の耐震性に関して検討した結果などもご紹介します。 |
|
日 時: |
2014年3月12日(水曜日)18:00〜20:30 |
会 場: |
建築家会館1階大ホール |
参加費: |
1,000円 (学生:無料) |
定 員: |
100名(先着順受付) |
講 師: |
有限会社日欧設計事務所 岸崎 孝弘氏 |
CPD認定: |
2.5単位 |
|
|
|
プロフェッショナルのための技術セミナー
マンションメンテナンス30年の歩み
−長期修繕計画と大規模修繕工事の変遷− |
マンションの大規模修繕と呼ばれる工事の奔りは、1975年頃より始まり1980年代半ばにかけて、分譲後10年前後を経たマンションでの初めての大規模修繕工事と思われます。しかし、当時は外壁塗装の塗替えを主体としたもので、工事内容も試行錯誤を繰り返し行ったもの。これらの工事が一通り体系的に行われるようになったのは1985年頃からです。それから30年、現在は、ある程度の水準での技術レベルが確保されるようになりましたが、この間の改修技術の進歩には目覚ましいものがあり、JIAメンテナンス部会をはじめとする関係団体の改修技術に関しての研鑚と努力の成果が、今日、表れてきたものと考えられます。
一方で、近年の10年間を振り返ると、国・地方自冶体のマンション施策や社会環境は大きく変わってきましたが、管理組合の維持管理体制は、相変わらず古くて新しい問題として続いているのが現状です。特に、長期修繕計画の内容や資金計画・修繕積立金にそれが顕著に表れています。
今回のセミナ−は、過去にマンションが抱えてきた様々な問題と「長期修繕計画や大規模修繕工事の変遷」を間連させテ−マとして取上げ、建築学会時代から始まり、JIAメンテナンス部会、リフォ−ム技術研究会を経て、現在、「一般社」マンションリフォ−ム技術協会会長の田邉邦男氏に「30年の歩み」として振り返っていただきます。
|
|
日 時: |
2014年2月12日(水曜日)18:00〜20:30 |
会 場: |
建築家会館1階大ホール |
参加費: |
1,000円 (学生:無料) |
定 員: |
100名(先着順受付) |
講 師: |
マンションリフォ−ム技術協会
田邉 邦男氏 |
CPD認定: |
2.5単位 |
|
|
|
プロフェッショナルのための技術セミナー
マンション大規模修繕と耐震改修
〜新耐震建築物で地震被害を受けた例から〜 |
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震はマグニチュード9、日本の地震観測史上最大の地震で、東北地方を中心として大きな被害が起きたことは忘れられません。
そして、震源地から約400q離れた東京周辺でも様々な被害が起きましたが、大規模修繕工事中や、地震後に大規模修繕工事を行った中で、地震被害として補修した事例を報告致します。
こうした事例を見てみますと、大きな被害に至らなくとも、マンションは、地震の被害を受けやすい構造的な問題点がありそうです。
また、マンションを耐震補強する場合での問題点の一つを事例から報告致します。
|
|
日 時: |
2013年11月13日(水曜日)18:00〜20:30 |
会 場: |
建築家会館1階大ホール |
参加費: |
1,000円 (学生:無料) |
定 員: |
100名(先着順受付) |
講 師: |
有限会社 プラナーク設計
近藤 一郎 氏 |
CPD認定: |
2.5単位 |
|
|
|
プロフェッショナルのための技術セミナー
メンテナンス部会の成長期
〜活動の発展と拡散〜 |
バブル崩壊後でも1990年代前半まではバブルの余韻も残っていましたが、それも尽きるといよいよ本格的に不況となり、建築業界も新築工事が激減します。
そんな中で、世の中全体の省エネ・省資源の流れと相まって改修業界への参入が急増しました。
既に「スクラップアンドビルドからメンテナンスへ」を標語として、出版やセミナーに活動していたメンテナンス部会も大いに活躍する事となりました。
建築家としてのプライドとクライアントに対する責任感は、マンション改修業界における特異な存在として社会的にも認知されるようになりましたが、一方でこれらの活動はJIAの枠内には収まりきらず、JIAを飛び出して新たな組織へと発展して行く事になりました。
1988年に技術部会のなかにメンテナンス分科会が誕生します。
幾人かの先駆者たちがそれぞれの立場で、改修に重きを置き建築家としての活動を継続してきました。
メンテナンス部会設立25周年の節目にあたり、これまでの部会長を務められた方々から当時のお話を伺うことで、メンテナンス部会のあゆみを紐解いてみたいと思います。
第5代部会長を務められた柴田建築設計事務所の柴田幸夫氏に改修についての取り組みを振り返っていただきます。 |
|
日 時: |
2013年10月09日(水曜日) 18:00〜20:30 |
会 場: |
建築家会館1階大ホール |
参加費: |
1,000円 (学生:無料) |
定 員: |
100名(先着順受付) |
講 師: |
柴田建築設計事務所
柴田幸夫氏 |
CPD認定: |
2.5単位 |
|
|
|
プロフェッショナルのための技術セミナー
耐震改修工事事例報告
〜児童養護施設耐震補強工事〜 |
旧耐震基準により設計され、昭和47年に竣工した児童養護施設のリニューアル工事を実施した建物の補強工事報告です。
この建物は、杉並区の耐震化支援事業を利用し、JASOのアドバイスを受け、耐震精密診断を行い、リニューアル工事を行い、2013年4月に竣工しました。
大舎制から小ユニット制にプランを大幅に変更した事により、ある程度自由に耐震補強がおこなえたことにより効率の良い補強をおこないました。
また、住みながらの改修工事をおこなったことにより問題点もわかりました。 構造の内容を主体としたセミナーとなっています。 |
|
日 時: |
2013年9月11日(水曜日) 18:00〜20:30 |
会 場: |
建築家会館1階大ホール |
参加費: |
1,000円 (学生:無料) |
定 員: |
100名(先着順受付) |
講 師: |
一級建築士事務所南川設計室
田中聡、瀬谷 昌男 |
CPD認定: |
2.5単位 |
|
|
|
プロフェッショナルのための技術セミナー
「メンテナンス部会の黎明期
〜部会の誕生からメンテナンス運動体へ〜」 |
建築家のサロンのような雰囲気のなかで、建築家がメンテナンスをおこなう行為そのものが白眼視される時代でした。これからバブル経済の絶頂をむかえようとするときに、建物の経済的な価値は土地に比べて希薄なものになっていました。いくらでも新築の仕事があるのです。それにもかかわらず先駆者たちはいち早く「スクラップアンドビルドからストックの時代へ」を提唱し、「トータルメンテナンス」の思想をかかげて活動を始めます。その運動は25年たった今日においてさえ色褪せていません。
1988年に技術部会のなかにメンテナンス分科会が誕生します。幾人かの先駆者たちがそれぞれの立場で、改修に重きを置き建築家としての活動を継続してきました。メンテナンス部会設立25周年の節目にあたり、これまでの部会長を務められた方々から当時のお話を伺うことで、メンテナンス部会のあゆみを紐解いてみたいと思います。第3代部会長を務められた共同設計五月社の三木哲氏に改修についての取り組みを振り返っていただきます。 |
|
日 時: |
2013年7月10日(水) 18:00〜20:30 |
会 場: |
建築家会館1階大ホール |
参加費: |
1,000円 (学生:無料) |
定 員: |
100名(先着順受付) |
講 師: |
共同設計五月社一級建築士事務所
三木哲氏 |
CPD認定: |
2.5単位 |
|
|
|
プロフェッショナルのための技術セミナー
「メンテナンス部会のあけぼの
〜JIAの設立からメンテナンス部会の誕生〜」 |
1886年に造家学会が創設され、その第1回生が工部大学校(東京大学工学部の前身)の辰野金吾たちで、日本銀行本店、東京駅、赤坂迎賓館等をつくってきました。その後、造形学会は日本建築学会と名を改めますが、大正3年(1914年)に学術団体としての色彩を強めた日本建築学会から別れ、建築家集団として全国建築士会が成立します。そして戦後1947年に日本建築設計監理協会、翌56年に改組・改名して日本建築家協会となりました。その後日本建築設計監理協会連合会と合併し、1987年新日本建築家協会として再スタートを切り、それが現在のJIAとなります。
1988年に技術部会のなかにメンテナンス分科会が誕生します。幾人かの先駆者たちがそれぞれの立場で、改修に重きを置き建築家としての活動を継続してきました。メンテナンス部会設立25周年の節目にあたり、これまでの部会長を務められた方々から当時のお話を伺うことで、メンテナンス部会のあゆみを紐解いてみたいと思います。第2代部会長を務められた汎建築研究所の星川晃二郎氏に改修についての取り組みを振り返っていただきます。 |
|
日 時: |
2013年5月8日(水) 18:00〜20:30 |
会 場: |
建築家会館1階大ホール |
参加費: |
1,000円 (学生:無料) |
定 員: |
100名(先着順受付) |
講 師: |
汎建築研究所
星川晃二郎氏 |
CPD認定: |
2.5単位 |
|
|
|
プロフェッショナルのための技術セミナー
「飯田橋第二パーク・ファミリア 耐震補強・大規模修繕工事
−マンションが強くなり若返る大規模修繕 さりげない耐震改修−」 |
築後32年で、3回目の大規模修繕工事と共に耐震改修工事を実施したマンションの報告をします。
このマンションは、新宿区の耐震化支援事業を利用し、JASOのアドバイスを受けながら、耐震診断を行い、耐震改修に至った東京都特定緊急輸送道路沿道のマンションです。
大規模修繕は、外壁や屋上防水のほか、築後30年を超えたマンションで求められる、玄関扉・手摺・面格子など金物二次部材の更新、アルミサッシ部品交換、エキスパンションジョイント改修に伴う段差解消などバリアフリー化を行いました。
耐震改修工事は西棟妻壁を1階から4階まで壁の増し打ち改修、南棟と西棟のエキスパンションジョイント間隔を30pから45pに広げる工事と共に、電気配線や設備配管の耐震改修工事を行いました。掘削してみなければわからない地中の躯体工事や、後施工アンカーの穴明けなど、現場での対応が求められる中、助成金の関係で評定の枠の中で行う設計変更を余儀なくされ、今後手続きの整備の必要性を感じると共に、施工会社には工程管理を含め、レベルの高い工事管理が求められました。
管理組合は、今まで管理会社におまかせだった運営を、耐震化の検討を進める中で、高いハードルの合意の形成が求められ、真剣に話し合う中で自分たちでやらなければならないという意識が芽生え、工事を通じ住民が建物の維持管理に関心を持つと共に、良好なコミュニテイが育まれました。 |
|
日 時: |
2013年4月10日(水) 18:00〜20:30 |
会 場: |
建築家会館1階大ホール |
参加費: |
1,000円 (学生:無料) |
定 員: |
100名(先着順受付) |
講 師: |
株式会社ハル建築設計
今井章晴 |
CPD認定: |
2.5単位 |
|
|
|
|
|