Outline開催概要

第18回 JIA関東甲信越支部
大学院修士設計展2020
開催にあたって

第18回大学院修士設計展が、皆様のご協力により今年も開催する運びとなりました。出展されました諸君は勿論のこと大学院専攻の関係各位には、厚く御礼申し上げます。

今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止などの観点から従来の公開審査及び展示会が開催出来ず、非公開による事前提出資料による一次審査を経て、選考された10作品の方によるプレゼンテーションと質疑により入賞者の選考が行われました。

18回目を迎えた修士設計展も参加作品数44となり、定着してきており、一人でも多くの大学院建築系専攻の院生諸君が、この修士設計展(WEB版)を閲覧し、新しい提案の発想の源として活用していただけることを期待しております。

今年は野沢正光氏を審査員に迎え、一次審査、二次審査・講評・表彰を行いました。本修士展の参加作品や審査過程と講評、大学研究室紹介を網羅した「2020大学院修士設計展作品集」を刊行する予定です。

今後ともより充実した修士展とするためにも、関係各位のより一層のご協力、ご支援をお願いいたします。

大学院修士設計展実行委員会
委員長 日野 雅司
委員 岡野 道子/遠藤 政樹
下吹越 武人/杉山 英知
古澤 大輔

第18回大学院修士設計展
2020概要

公開審査・講評
3月10日(火)
13:00~17:00 一次審査
(事前提出資料により10作品選考)

3月19日(木)
13:00~16:20 二次審査
(10作品のプレゼン・模型・パネルによる選考)
16:20~17:00
表彰・総評
審査員
野沢 正光(建築家)
野沢正光建築工房 代表
会場
JIA館1階・建築家クラブ
東京都渋谷区
参加校
24大学 26専攻 44作品(審査43作品)
協賛
株式会社総合資格/総合資格学院
受賞者

<最優秀賞>
王 琳
多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻
階段空間とその周辺の場の連続

<優秀賞>
杉沢 優太
芝浦工業大学大学院理工学研究科建設学専攻
心地よい雑然さ
-境界の干渉から考える空間の多様性-

<優秀賞>
野藤 優
法政大学大学院デザイン工学研究科建築学専攻
歩く都市横断 
-ロングトレインによる非効率的経験とその価値化-

<奨励賞>
幕田 早紀
千葉大学大学院融合理工学府創成工学専攻
ポストコロニアル
-コロニアル都市カスコ・アンティグオ(パナマ)の
未来都市への再編-

<奨励賞>
呉 沛綺
法政大学大学院デザイン工学研究科建築学専攻
台湾味ミリュー
~宜蘭の礁渓における共食景の提案~